11/25 後期人権教育月間まとめ集会
先週の木曜日に、後期人権教育月間まとめ集会が行われました。全校アンケート結果を受けての感想・意見発表では、多くの生徒が意欲的に発言をしている姿がありました。「どんな理由があってもいじめはダメである」について、「ハイ」が100%でないことへの疑問を始め、自分はどうしたいか、どういった言動をしていくことが大切かを語っている姿がありました。「いじめ撲滅」切なる願いです。
11/22 公開授業 2年国語
今週水曜日に2年生のクラスで国語の公開授業がありました。平家物語の「扇の的」に登場する、300字程度にまとめた人物像を班で発表しあって、それについての感想や意見を交流しあい、登場人物についての理解を深めていく授業でした。生徒の皆さんは、人物像もしっかり書けており、班での発表や意見交換も意欲的に行っていました。また、スプレッドシートによる「振り返り」も先生のコメントを受けて、的確に自分を丁寧に振り返ることが記されていました。他者関係力と自己更新力の高まりを感じました。
11/20 人権標語・ポスター巡回展
須坂市人権教育強調月間(11/15~12/14)の一環として、人権標語・ポスターの巡回展が行われています。多くの生徒が、関心を持ち立ち止まって見てくれている姿を目にします。ぜひ、展示された作品から感じたことを、自らの言動に結びつけていって欲しいと思います。
本校からも多数の作品が展示されています。その中で人権標語が優秀作品として表彰されていました。2年生の作品です。「君と僕 違っているけど 皆平等」
明日は6校時に後期人権教育月間まとめ集会があります。この期間に授業等で学んだこと感想を積極的に伝え合ってくれることでしょう。
11/18 11月 生徒会目標
11月も下旬にさしかかろうとしていますが、11月の生徒会目標についてです。「一暴十寒」です。「いちばくじっかん」と読むそうです。「たまに努力してみても、その後の努力を怠ったら、何事も成就しないこと」と記してあります。
継続して事を行わなければ効果はあがらないということで、まさしくテスト勉強だけではなく、日々の授業や家庭学習への努力を言っていますね。1、2年生は期末テストは終わりましたが、この「一暴十寒」の四字熟語を胸に刻んで日々の努力をしていってくれることを願っています。3年生は公立高校の募集定員も発表されました。言わずもがなですね。
ちなみにこの「一暴十寒」ですが、調べたところ中国の思想家「孟子」の「一日之を暴 (あたた) めて十日之を寒 (ひや) さば、未だ能く生ずる者有らざるなり」が出典だそうです。
11/15 Best of 学級新聞
今朝、いつものように昇降口に立って生徒と挨拶を交わしていたところ、多くの生徒が立ち止まって見ている掲示板がありました。それは、会誌編集委員会が企画している「Best of 学級新聞」の各クラス新聞でした。
その企画内容には次のように記してあります。
~「クラスの様子がしっかり伝わってくるか」「レイアウトがわかりやすいか」「オリジナル性があるか」の3つの観点を中心に、全クラスの中から良いと思ったクラス1つ、自分の学年の中から良いと思ったクラス1つを選んで、理由と一緒にGoogleクラスルームR6全校集会から投票してもらう。投票は全員参加です。自分のクラス以外に投票してください。必ず 11月22日(金)までにGoogleクラスルームにて投票してください。~
1学期にもこの企画がありましたが、2回目ということもあり、各クラスともに上記の3つの観点毎にグレードアップがされている様子がよくわかります。各クラスの個性がよく表れている学級新聞になっています。
11/13 生徒会選挙パネルディスカッションとAdvance Time
今週月曜日に行われた生徒会役員選挙のパネルディスカッションでは、候補者の堂々とした主張と受け答えに感心しました。投票では全校が整然と一票を投じる姿は、実に立派でした。
新三役に決まった皆さんは、立候補した仲間の主張や思いを胸に、これからの新生徒会運営を行っていってくれることでしょう。
期末テストに向けて、投票の後に行われ「Advance Time」も、全てのクラスで自律的に学習に立ち向かっている姿が見られました。さすが、墨中生です。
11/11 さつまいも収穫
先々週、先週と校内の農園では、スズラン・ケヤキ・コスモス・ポプラ・3の3で、サツマイモの収穫が行われていました。形や大きさが様々でおいしそうなサツマイモがたくさん収穫されていました。数週間干しておくことで甘みが増します。それと並行して、校地内の落ち葉集めも行われていました。
木曜日に迫った期末テストを頑張って、もうしばらく待ってからホクホクの「大焼き芋大会」が楽しみですね。
学級総合ではこうした農作物栽培の他にベンチ制作や小屋作り、パラスポーツへの挑戦、映画制作、臥竜山探索、郷土料理作り等々、各クラス毎に取り組んでいます。2月の参観日等に発表・発信を予定しているクラスが多くあります。
11/8 授業参観日・人権教育講演会
昨日の参観日へのご来校ありがとうございました。通常の授業を午前中3時間、人権教育の授業を午後1時間、そして、人権教育懇談会、学級・学年PTAと、多くの保護者の皆様にご参加いただきました。
今年の人権教育講演会は、「~自分の個性や能力を活かして働くために~『夢ナシ君・夢ナシさん』でも今からできる5つのこと」という演題の講演でした。全校生徒と保護者の皆様に聴講してもらったわけですが、生徒はまとめでお話しいただいた「失敗は失敗でなく経験」「チャレンジした証」ということを始めとして、明日への意欲や希望をもてたのではないかと思います。
11/7 郡研究日 国語授業
昨日は「郡研究日」ということで、上高井郡の小中学校の先生方が各教科毎に分かれて、各校の授業公開を通して授業のあり方を学び合う研修が行われました。
本校では、1年生の一クラスで国語の授業が公開され、郡内の国語の先生方が大勢参観をし研修を深めました。単元名「『不便』の価値を見つめ直す」という単元で、「不便の価値について筆者の考えを読み取った生徒達が、ワークシートで思考の流れを整理したり、不便益の具体例を一つずつ評価したりする学習を通して、筆者の主張について自分の考えを持つことができる。」という主眼の授業でした。
生徒達はワークシートの流れを確認しながら、自らの考えを整理しながら一文でまとめ、それをもとに200字以内で自らの主張を記していました。自らの考えを自らの経験等に引き寄せながら根拠としている姿を始め、その取り組む姿勢は大変素晴らしく、参会の先生方や指導者の先生から、多くのお褒めの言葉をいただきました。
11/1 秋の避難訓練
水曜日に秋の火災想定の避難訓練を行いました。グランド状況が良くなかったために、避難場所を体育館に移して、須坂市消防署の2名の方にお出でいただき、ご指導をいただきました。生徒へのお話の後に、ご指導していただいた内容です。早速、今朝各クラスで共有しました。
*この人数でこれだけ素早く避難できるのは素晴らしいです。なかなかないです。整然と避難・整列できていました。
*階段は、真ん中があぶないです。だんご状態で階段を踏み外すと、将棋倒しになる危険があります。両脇に寄って歩くようにしてください。手すりや壁があると、危険性が減ります。
以下、私の話の内容です。
段々寒くなってきました。もうじき冬の便りが聞かれる頃です。
寒くなると火を扱うことが多くなり、今日のように火災発生の危険が増します。学校でも家でもストーブやこたつの取り扱いには十分い気をつかってください。この話は去年か一昨年かにしたと思うけど、先生が小さいとき、先生のおばあさんが私によく言っていたことです。「泥棒はな、お金や品物だけしか持って行かないけど、火事は家毎全部もっていってしまうんだぞ。」と。その話は私の幼心にずっと響いていて、とにかく火事は恐ろしいものであることを植え付けられました。火の取り扱いにはしつこいくらい気を配りましょう。
今日の訓練は、出火場所を聞いてから自分たちで避難経路を判断し、避難をするということでした。危険が迫れば大人の指示を待たなくても自分たちの判断で避難しなければなりません。自分で考え・判断するということが大切になります。いざというときに自分で判断し、行動できるためには、日頃からの意識が大切です。日頃から人に話をよく聞き、自分で考え判断する力を身につけてください。
春に話したように、今日の訓練は墨中生全員100点でしたか。ベルが鳴ってから、放送のしじまでの間、静かに待てましたか?黙って避難できましたか?真剣にできましたか?にやついたりはしなかったですか?この後、各クラスで自らを振り返ってください。
今日の訓練と須坂消防署の方々から教えていただいたことを静かに振り返り、今後に生かしましょう。消防署の皆様、ありがとうございました。
10/30 生徒会役員選挙 教室訪問
生徒会役員選挙に向けた教室訪問が始まりました。3年生の教室では、「ぜひこれは聞いてみたい」という意欲が、質問の挙手に表れていました。自分たちが創ってきた生徒会を引き継ぐ2年生候補者に向けたエールでもあると思います。1年生の教室では、選挙公報がクラウドにアップされているので、PC端末を机上に出し、クラウドにアップされている選挙公報を見ながら、姿勢よく演説を聴いている素晴らしい姿が見られました。
1週間にわたる教室訪問を経て、11/11(月)にパネルディスカッションを行い、投票となります。
10/28 郡展・あゆみ展
郡展・あゆみ展が、この土日に駅前のシルキーホールで開催されました。コロナ禍の影響で、ここ数年は見に来ている人もそれほど多くはない感じがありましたが、今年は違った印象でした。私は日曜日の墨坂中の販売活動時間に行きましたが、かなり多くの方々に来ていただき、会場はかなりの盛況でした。墨坂中の販売活動も様々な商品が並べられており、生徒の皆さんも張り合いをもってお客さんに対応していました。多くの収益が上がったようです。ありがとうございました。
10/25 後期人権教育月間導入集会
水曜日に後期人権教育月間導入集会が行われました。この月間で各学年が学習する内容を人権委員会の正副委員長が発表しました。その後、学習内容に関わる啓発ビデオを鑑賞し、個々にその感想等を学習カードに記し、全校で発表し合いました。各学年ともに意欲的に挙手があり、20名以上の生徒が自らの感想や考えを全校の前で発表しました。
10/23 衣替え完全実施・役員選挙告示
この日曜日から月曜日にかけて、かなり冷え込んだこともあり、月曜日の朝は登校してくる全ての生徒が冬服で登校していました(今日は10月下旬とは思えないほど、かなり気温が高くなっていますが・・)
。
そして、昇降口には生徒会役員選挙が告示されていて、各役員に2名ずつの候補者の名前が記させれていました。登校してきた生徒は立ち止まり、興味深そうに掲示内容を見ていました。これから教室訪問等が始まり、来年度の生徒会に向けた2年生の全校での活躍が始まります。
10/18 10月生徒会目標
10月も中旬になりましたが、生徒会の月目標を紹介します。「十人十色」です。「個性の違いを認め合い、自分らしく過ごしましょう。」とありました。
また、中段には「冬服への完全移行の時期です。忘れずに冬服の用意をして登下校できるようにしましょう。」と書かれています。今年は10月の中旬になっても昼間の気温が25度前後の日が続いています。衣替えの完全移行は今週からでしたが、今週はワイシャツ登校についても個人の判断に任せています。
さらに、その右には「卒業・進級まであと約半年!!悔いのないように学校生活を楽しみましょう。」と記されています。「学校生活を楽しみましょう」が、墨中らしさを感じさせます。
10/16 親善音楽会 Part2
【全体写真をクリックすると、それぞれの合唱をダウンロードして聴くことができます】
「立て心よ」と「フィンランディア」の2曲を講師の先生の講評とともに、アップロードします。上の全体写真左側が「立て心よ」、右側が「フィンランディア」です。クリックしてダウンロードしてください。
【講師の先生の記述の講評】
『立て心よ』:あの時からさらに成長したあなた方の表現に感動しました。これも見事な合唱です。2月の時よりも声が太く、音量も大きくなりましたね。
『フィンランディア』:心が熱くなりました。そうか、この歌でフィンランドは独立を勝ち取ったんだな!それがよくわかるような力強い合唱でした。ありがとうございました。ブラボー!!
10/15 卒業学年親善音楽会
【一番左の全体写真をクリックすると、校歌の合唱をダウンロードして聴くことができます】
先週、市内中学校4校の親善音楽会が行われました。4校とも卒業学年にふさわしい、大変素晴らしい、心のこもった合唱でした。その中で、手前味噌ですが、本校の合唱、感動でした。その動画ですが、講師の先生(市前教育長:小林雅彦先生<本校の3代前の校長先生でもあります>)が記していただいた講評とともに、一曲ずつUpしたいと思いますので、お聴きください(ここをクリックしてください。容量の関係上Wi-Fi環境でのダウンロードを推奨します)。
また、講師の先生が直接各校にお話をしていただきました。墨坂中へのその内容です。
「大人になったねぇ。冬と比べて、声が俄然進歩した。精神的に大人に近づいていることがよくわかった。見事です。素晴らしい。それ以上、言うことがない。『立て心よ』は、こちらの心が立ち上がりたくなる。『フィンランディア』。フィンランドの人は当時、演奏してはいけないというロシアからの命令があった。歌うなと言われた。この曲を歌うと、フィンランドの人は自分の国をつくりたいという思いで、胸がいっぱいになるんです。この曲を聞いたあとは、なかなか帰らない。でも禁じられているから、曲名を変えてプログラムに載せ、実際に歌った。第二国歌です。むかし、私がこの歌をやったとき、フィンランド大使館から、『歌ってくれてありがとう』という手紙がきました。歌の力です。これだけの大人数が声を合わせるのは容易ではない。顔で歌っている。自分の歌として表現していた。声の力は人を突き動かす。動かなかったものが、動く。私は、心からの叫びのような音楽を聴いて耳から離れない。卒業までに下級生にしっかり残してください。」
講師の先生の記述の講評:『校歌』:学年がまさに一つになって創り上げた見事な合唱でした。校歌の最後のハーモニーを聴いていたら、ジーンときてしまいました。いい校歌ですね。
10/9 総合テスト、そして親善音楽会
3年生は本日、第3回目の総合テストに臨んでいます。校舎を回ってみると、今日は当然ですが3階の教室と1、2階では雰囲気が全く違います。墨坂祭が終わり、自己実現に向けて本格的に受験勉強に向かう時期がきました。3年生の学級通信からです。「クラスでできる取り組みは…。まず、『受検に向かう雰囲気をつくる』ことでしょうか。受検は団体戦と言いますが、結局入試は、一人で受けます。誰とも相談できません。テスト勉強や受検勉強の時間は、友だちと教え合うことも必要かもしれませんが、これからは一人になることが大切です。」
そうした中ですが、明後日は卒業学年親善音楽会がメセナホールで開催されます。昨日、音楽の先生が「校長先生、『フィンランディア』墨坂祭よりもさらに良くなりましたよ!」
と報告してくれました。続けて「前半部分と後半部分のメリハリが一層はっきり表現できてきました。」と嬉しそうに話してくれました。
当日、さらなる楽しみと期待が増してきました。会場のメセナホールは墨坂祭で発表を経験している会場です。墨坂中の庭のようなものです。そうした地の利も生かして「動の墨中、メリハリのある墨中、ここに有り」を堂々と示してきて欲しいと思います。「立て心よ 行け私よ 立て心よ 行けあなたよ」を全員が心に刻んで、3曲を歌い上げてきてください。私も会場で応援してます。
10/7 墨坂祭まとめ集会
「先週の火曜日には、初めて企画された「墨坂祭まとめ集会」が行われました。墨坂祭での頑張りや成長を全校で共有し、認め合うことで、これからの生活にいかしていこうとするものです。係からの提案で、しっとりと落ち着いた雰囲気の集会にというものでした。私は出張のために参観することができなかったのですが、教頭先生が職員向けの「日報:立て心よ」に記してくださった文章を紹介します。
「墨坂祭まとめ集会では、多くの生徒が振り返りを発表してくれました。音楽会で金賞をとれたことや、ゲームフェスタで1位だったことだけではなく、『1位はとれなかったけれど、その前にみんなで全力をだしたこと、そこに価値があると思う』や『心が一つになることはこんなに嬉しいことなのかと感じた』のように、結果にいたるまでの過程に価値を感じたという言葉が多く、充実した墨坂祭であったことが伺えました。そういうことが、これからの学校生活につながっていくはずです。
墨坂祭では、発表前や退場時、それまでの盛り上がりから切り替えて、すうっと静かになることができていました。今日も、担当の先生の『しっとりとした雰囲気』を感じさせる入退場でした。生徒の行いを支える先生方の指導に感謝です。」
10/2 墨坂祭学年合唱講評
【各学年の写真をクリックすると、合唱をダウンロードして聴くことができます】
「Time to Shine ~人生で一番輝く時~」のスローガンのもと、多くの生徒が、友・クラス・学年、そして自らの素晴らしさを発見できた2日間になりました。一つ一つの企画については、当日の写真をご覧頂きたいと思います。音楽会の感動が大変大きかったわけですが、クラス合唱に対する講評は各学級担任から生徒に伝わっているとことと思いますので、ぜひ個々の生徒にお聞き頂きたいと思います。その各クラスの素晴らしい歌声が集まった各学年合唱に対する講師の先生の講評を掲載します。
【2学年混声四部合唱 未来へ】
2年生がこの曲を歌うんですか?楽譜をいただいたときに思ったことです。この曲の作曲者は、曲の中にいろいろ落とし穴を作るんですが、とても自然なうねりのある合唱に仕上がっています。心を合わせると言う事の具体的な歌声として、とても立派なハーモニーでした。
【1学年混声三部合唱 カリブ夢の旅】
ずっと歌い継がれてきた名曲ですよね。ただ元気に歌えばいいって言う曲ではなく、たくさん技を見えないように使いながら、1つのストーリー仕立てていくんです。久しぶりに聞いて、改めて良い曲だなと感じました。こういう曲を大事にしたいですよね。
【3学年混声四部合唱 立て⼼よ】
自分たちの歌を、これだけの人数で歌い上げる機会は、今後もう二度とないでしょう。そういう意味で、このステージはとても貴重でした。声と⼼を合わせる、その舞台がこの歌だったと思います。
【3学年混声四部合唱 フィンランディア】
ロシアの圧政下にあったフィンランドの民が、明⽇つなぐ希望のために⼼の支えとした曲、そんな言葉にできない気持ちを音楽にのせると、きっとこういう曲になるんだなと心から素直に思える。そんな合唱でした。素敵と言う言葉では足りない、心に迫るサウンドに感動です。
9/28 第34回墨坂祭
第34回墨坂祭が盛会の内に終了しました。夏休み前の音楽室や各学級からは、全校合唱曲や学年合唱曲の音取りをしている歌声が聞こえてきました。夏休み明けにはそうした全校や学年合唱曲がずっしりとした合唱となって校舎中に響いていました。さらにクラス合唱の各曲が各教室から競うように聞こえるようになってきていました。
生徒会最大行事の「墨坂祭」。生徒会活動の集大成でした。「Time to Shine ~人生で一番輝く時~」を具体的な姿で示していた生徒達でした。
「Shine」を辞書で調べると、自動詞の「光る」「輝く」は勿論ですが、「~を磨く」「~を光らせる」「~を輝かせる」という意味の他動詞でもあります。この墨坂祭が、人生の中で一番「私が輝く」「クラスが輝く」「学年が輝く」「墨坂中が輝く」時であると同時に、自ら友へ関わることで「私があなたを輝かせる」「クラスが、学年が墨坂祭を輝かせる」「互いが互いを磨く」という「時」(当日とそれまでに至る過程)であったといえる生徒の姿が至る所で見ることができました。まさしく「他者関係力」を培っている姿でした。
そこには、今まで気づかなかった友の素敵さ、クラスの絆の深さ、学年の団結の固さ、墨坂中の素晴らしさを発見でき、一人ひとりにとって、墨坂中にとって「人生で一番輝く時」となったことでしょう。
そして、この墨坂祭に向けて自らの役割を果たした自分、全力を尽くした自分、友に思いやりの言葉がけや行動をすることができた自分を改めて知ったことでしょう。それが、よりよい自分を創り、自らを好きになることにつながり、つまり、自己更新力が高まったということになります。
ご来校いただいたご来賓の皆様、ご家庭の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。本校の学習の成果の一端、生徒の姿、墨坂中学校生徒会の「Time to Shine ~人生で一番輝く時~」をご覧いただいた感想やご助言などいただければ幸いです。
9/26 明日 第34回墨坂祭
いよいよ第34回墨坂祭が明日に迫りました。火曜日の放課後に体育館へ行ってみると、生徒会役員やステージ発表の有志グループが音量や照明のチェックしながら、ステージリハを行っていました。
今年のステージ発表は、毎年大切に行われている恒例の「広島平和学習発表」「科学部発表」「吹奏楽部発表」(合唱部の発表はメセナでの音楽会の中で行われます)の他に、有志グループや個人による発表が目白押しです。パンフレットに掲載されているグループ名と発表内容は下記の通りです。「なにわガールズ(ダンス)」「たまごっちーず(ダンス・劇)」「and more・・.」「めーぷる(歌唱)」「チームルバート(演奏)」です。どんな発表をどんな生徒が発表するのか今から楽しみです。
今日は午後に体育館への椅子を搬入した後に、「前日集会」が行われます。きっと明日に向け意欲が増す集会になることでしょう。
入場の制限のない墨坂祭2年目です。多くの皆様のご来校をお待ちしております。
9/24 制服登校
先週までの残暑はかなりキツかったですが、昨日あたりからこの季節らしく朝晩はめっきり涼しくなり、夜は半袖では寒いくらいな陽気になってきました。ようやく秋の気配といったところでしょうか。本校も今日から、半袖・ハーフパンツ登校から制服登校に切り替わっています。気候を第一に考えてのことですが、墨坂祭を木金に控え、学校全体として気持ちを揃えていくといった面もあるのではないかと思います。
衣替えについては既に係から通知が発出済み(9/19付)ですが、10/11(金)までの期間、気温等に応じた移行期間になっています。自ら判断して服装を調節することも、風邪等をひかないための大切な自己管理です。尚、10/15(火)からは、冬服登校になります。
9/20 来週 墨坂祭
各学年の合唱中間発表会や中庭での大縄跳びの練習が連日行われています。先日、帰りの挨拶で昇降口に立っていたら、3年生の女子が近寄ってきて「先生、これ見て!」って手を差し出してきました。見ると親指の内側にマメらしきものができていました。「どうしたの?ペンだこ?」って聞いたら、元気な声で「大縄回してで~す」。「頑張っているね。早く治るといいね。墨坂祭終わったら、ペンだこだね!」って言ったら、これまた明るく「はーい」の返事でした。
ラストスパートに向けた取り組みを、どこで本格化するかはそれぞれの学級での考えがあるようです。どんなラストスパートが見られるか?各学級の係生徒や担任からはどんな言葉がけややり方が投げかけられるか。それにクラスはどのように応えていくか。各クラス、頑張っています。学級通信からです。
「合唱の中間発表会がありました。〇組は1番目だったので他のクラスがどういうふうにやるのかよくわからなかったので、緊張しました。他のクラスの合唱が声も男女ともに出ていて、音が綺麗で上手でした。○組も他のクラスに負けないくらい頑張りたいと思いました。」
「3年〇組との歌い合いがありました。曲全体が2人の人の話し合い的な物になっていて、それが上手く表現できていて「さすが、3年生。1年生とは比べものにならない。あこがれるうっ」ってなりました。私たちももっと頑張りたいです。」
9/19 音楽会学年中間発表会
昨日から、各学年ごとに「音楽会中間発表会」が行われています。昨日は3年生でした。1年生も3年生の歌声や姿勢に学ぼうと、学年全体で鑑賞していました。各クラスの発表後には、個々のタブレットPCに感想を記入する時間がしっかりと確保されていました。
どのクラスも「さすが3年生」という歌声でした。でも、「まだまだ伸びる」と3年生は自らきっとそう思っていることと思います。お互いに刺激を受けて、本番では「さらにさらに、心・魂が伝わる合唱」をメセナホールに響かせてくれることでしょう。期待しています。1年生も大きな刺激を受けたことと思います。今日は2年生の中間発表会があります。
9/13 10日前集会
水曜日に「墨坂祭10日前集会」が行われました。内容はイメソンとGFでのエール交換の練習でした。役員の事前準備がしっかりとできており、全校生徒が役員の指示やテンションに呼応して、段々と盛り上がっていく様子がありました。
実行委員長の話です。「いよいよ墨坂祭まで10日になりました。みなさんの気持ちはどうですか。今日のエール交換やイメソン練習を全力でやる姿はとても輝いていました。各クラスから応援や合唱やイメソンの歌声が校舎中に響き渡り、休み時間の大縄練習も熱が入っています。残り10日、クラス合唱、リレー等みんなで心を一つにして高めていきましょう。学年、クラスを越えた仲間に目を向け、輝いている姿を認め合いましょう。」
9/11 2学期縦割り清掃
今週から2週間、2学期の縦割り清掃が始まりました。月曜日のお昼の放送で整美委員会から、墨坂祭に向けて手を入れる清掃箇所について、わかりやすい画像付きで連絡がありました。生徒達は他学年の友達の姿から学ぶと共に、墨坂祭に来校される方々に気持ちよく過ごしていただけるように縦割り清掃に取り組んでいます。
9/10 職場体験学習
先週の木金の2日間、2学年の職場体験学習が行われました。コロナ禍のために、実際に各職場に行っての体験学習は5年ぶりでした。昨年度までは、市商工会議所のお計らいで20~30の企業等が学校に来ていただいて、体験等を行っていました。5年ぶりの実際の職場での体験学習でしたが、40以上の事業所様や企業様にお引き受けいただき、生徒達は何事にも代えがたい貴重な体験をさせていたきました。心から御礼を申し上げます。
私も数カ所の様子を見に行きましたが、どの職場でも生徒達が真剣に取り組んでいる様子がありました。感想を尋ねると「楽しいです」とい返答が返ってきました。
2年生はそれぞれの体験から得た「なりたい自分になるために今の中学校生活をどう過ごすか」を見つけてきてくれたことでしょう。将来の夢、なりたい自分、自己実現に向かうために、今のこの生活で、中学校生活で、自分は何をどうしていけばよいのか(自律的な学習、授業や清掃、挨拶、人との接し方等々の生活態度)、そこを見つめて欲しいと思います。「大人になれば自然とできる」とか「高校へ入ってから」なんて思っていても、なかなか一朝一夕にはできないことを胸に刻んで。
9/6 20日前集会
一昨日、墨坂祭20日前集会が行われました。内容はゲームフェスタの新種目である「委員会対抗借り物競走」の説明、過日投票を実施して決まった墨坂祭ポスターの発表、そして、各クラスの目標や意気込みの発表でした。
各クラス毎の発表は、それぞれのクラスがそれぞれに考えた個性あふれる発表が行われました。その様子が「生徒会役員だより9/9号」に素晴らしい文章で掲載されています。それを紹介します。
~先日の20日前集会。とても盛り上がりました。各クラス個性豊かな発表。マイクがクラス間を渡る様子が生徒会スローガンの「UNITY~墨中生で繋ぐ一つの輪~」が感じられる時間となりました。また,思い切って発表する姿,それに応えるような,溢れる笑顔と温かい拍手。この姿がまさに,「Time To Shine ~人生で1番輝く時~」本当に輝いていました。
みんながつくりあげた素敵な会でした。みんなはどう感じたでしょうか?きっと満足感があったと思います。墨坂祭本番は,こんなものではありません。墨坂祭が終わった頃は,きっと今よりももっとすごい感情が沸き起こり,一生の思い出になることでしょう。
ただ,そのためには準備が8割,当日2割です。今が一番大変な時です。でも,あなたの仕事が墨坂中生の笑顔,輝きを生み出すのです。
どれだけ当日の流れをイメージして,必要な準備や想定される問題への予防ができるか・・・。今やらなくてはいけないこと,今からできること一人ひとりの立場で考えてみましょう。当日は,どれだけ準備をしてもアクシデントがつきものです。その時に,慌てずに落ち着いて対応するチームワークが大切です。頑張っていきましょう。~
9/4 生徒会9月目標
生徒会壁新聞が更新されました。9月の生徒会目標は「一致協力」です。「心を一つにし、力を合わせて努力すること。墨坂祭に向けてクラス・学年を越えて協力していきましょう」と記されています。
この目標にあるように、連日、2時休みと昼休みには中庭からは、大縄跳びの練習の様子があり、また、朝夕の短学活時には各教室や指定された場所から、合唱の歌声がより力強さを増して響いています。今日は「20前集会」が行われる予定です。
9/2 墨坂祭に向けて
先週、「墨坂祭30日前集会」がありました。私は出張だったため、様子を見ることができずに残念でした。内容は「ステージ発表募集について」「ゲームフェスタの種目説明」「合唱強化期間の練習場所割り振り」「実行委員長の話」だったということです。今週水曜日には「20日前集会」が行われます。先週投票が行われた「墨坂祭ポスター」の発表と各クラスの目標や意気込みの発表を行う予定だそうです。
また、今日から2時間目休み時間と昼休みの中庭での大縄跳び練習(学年毎の割り振り)が始まりました。2時間目休みには早速3年生の全クラスが中庭に出て、スピードにのって小気味よく大縄を跳んでいました。これまでの経験を生かしたお手本を1、2年生に示しているようにも感じました。さすが3年生! 昼休みには2年生も中庭で早速練習していました。
8/30 水難避難訓練と引き渡し訓練
令和元年10月12日(土)~13日(日) 19号台風 千曲川が決壊し、長野の長沼や豊野地区等への被害、また、須坂の相之島地区等への被害があったことは記憶にあることと思います。1年生は小学校2年生の時です。
その時の百々川の写真を昨年度のこの訓練の時に見せましたので、2、3年生は覚えている人もいることでしょう。今朝、昇降口電光掲示板に上げておきましたが、多くの生徒の皆さんが足を止めて見てくれていました。墨坂中より2㎞下流 百々川新橋(中島)から下流方向の写真でした。濁流が堤防ギリギリまで迫っている様子でした。墨坂中の辺りでも堤防の越水まであと1m位に迫ったということです。
今回の訓練は洪水を想定したものです。本校の南側には一級河川の百々川が流れています。その百々川が氾濫すると言う想定での訓練でした。百々川の氾濫が少しでも危惧されれば、まずは安全な内に下校になります。さらに避難が間に合わないくらいな超急激な大雨が降り、越水、つまり堤防を越えて水があふれる危険性があったときに、今回の避難方法である垂直避難ということで、校舎の2階以上への避難となります。地形学上、百々川が決壊してあふれても、本校がある場所では本校の2階までは水は来ない想定になっているそうです。
今回はもう一つの訓練がありました。皆さんをご家族等に引き渡す訓練です。夏休み中に宮崎県の日向灘を震源とするマグニチュード7.1 最大震度が日南市の6弱という地震でした。これは近い将来起こる確率が高いとされている「南海トラフ地震」の震源地域と一致すると言うことで、「南海トラフ地震臨時情報」として「巨大地震注意」が1週間発令されていました。南海トラフ地震ではマグニチュードは8クラスと言われています。ちなみに元日の能登半島沖地震での須坂の震度は3でしたが、もし南海トラフ地震が起こったときには、長野県の北信地域は震度5弱が想定されています。須坂市の決まりで、もし平日の授業日に震度5弱以上の地震が起きた時は、通学路等の安全確保の観点から、あなたたちを学校に留め置くことになっています。そうした場合、その後の対応として、順次、ご家族等に皆さんを引き渡すことが必要になってきます。そうしたことを踏まえて、今回の引き渡し訓練を実施したわけです。
引き渡し訓練では、学校とすれば、学校内での皆さんの安全確保をまず第一優先にします。その安全が確保された上で、その後、確実にお家の方等に引き渡すということが責務になります。今回は全校が体育館に避難するという想定でした。その後、確実に家の人に引き渡す手順をやってみました。ここまでで大事なことは、まず、先生方の指示にしっかりと従うということです。そのために、体育館への避難しているとき、そして体育館に集合してから、先生の指示がしっかりと伝わるために、私語をぜずに無言を徹底することです。今日はできていましたね。さすが墨中生です。
先生方は今回の訓練の反省を出し合って、さらに安全に確実に引き渡す方法や訓練を検討していきます。
8/29 校舎東側通路・駐車場舗装工事
教頭先生が統合型校務支援システム「C4th」上で職員向けに発出している「心を立てて」の8/26の文章を下記に掲載します。
~夏休み中に校舎東側の簡易舗装工事が行われました。本当にきれいになりましたよね。
休み前、工事を請け負った会社の社長さんと市役所の方が打ち合わせにいらっしゃいました。現場を見たとき、市役所の方が切り株を見つけ、「これくらいあっても駐車をするぶんには差支えないのでは・・」とつぶやくと、社長さんはすかさず、「いや、それじゃいい舗装にならない」と一刀両断で否定しました。その後、現場の下見が終わり、私が、玄関付近の窪みにアスファルトを詰めてもらえないかとお願いすると、やはり「それじゃいい舗装にならないよ」とばっさり却下(結局、一面にアスファルトを敷いてもらえました)。
先生方も気づいたと思いますが、舗装は南北方向に中心部がすこし高くなり、雨が両側に流れるようになっています。流れ込んだ雨水が滞留しないよう、土手沿いと校舎沿いの側溝は土や砂利をきれいにさらってあります。そのうえ、雨水が流れ込みやすいように、校舎沿いの側溝にかけられたグレーチングに挟まっていた砂利はすべて取り除いてあります(けっこうがっちり挟まっていたので、タガネ等を使って一つひとつはずしていました)。
工事が終わったとき、社長さんに「いい舗装にしてもらって、ありがとうございました」とお礼を言ったところ、満足そうな表情をしていました。
職場体験学習では、働くことについて考えを深めるとともに、職場の方との出会いからも学んでほしいと思います。
8/27 PTA資源回収 ありがとうございました。
PTA資源回収ありがとうございました。各地区の支部長さんにはチラシの配布から呼びかけ、そして当日の回収作業の中心となり活動していただき、感謝申し上げます。
資源物の回収場所は年間通して、スーパー等にも設置されていますので、そちらに出しているご家庭も多かったり、コロナ禍の影響で地域の懇親会等が減っていて日本酒の瓶等も減っているということが度々話されます。勿論収益は大切ですが、PTAが主催し、生徒がその手伝いをする資源回収は、生徒会が掲げている「SDGS」への貢献へとつながっています。「12 つくる責任 つかう責任」です。
生徒の皆さん、お手伝い、ありがとうございました。朝早くから、暑い中、汗をたくさんかいて作業をしてもらった、学校で積み込み等をしてくれた生徒会役員、部活動有志の皆さん、各地区で資源物集めをしてくれた皆さん、お疲れ様でした。
8/23 明日朝、PTA資源回収 ご協力をお願いいたします。
明日朝は、PTA資源回収です。計画案の目的には次のように記されています。
(1)各町のPTA支部と地区生徒会が協力して資源回収活動を行い、資源を再利用することの大切さを学ぶと共に、地域の教育力を高め、連帯感を育てる。
(2)資源回収による収益金を、教育設備の充実・課外活動の振興・生徒会(地区生徒会)8/23 明日朝、PTA資源回収 ご協力をお願いいたします。活動の補助・PTA活動の補助等に有効に使い、生徒の健全な育成に役立てる。
生徒会役員や各部活動有志の皆さんにも大きな力となって手伝ってもらいます。生徒会が重点活動に取り上げている「環境保護やSDGs」の観点において、大きな貢献をしているということにもなります。
朝6時~7時までに各地区指定の回収場所に指示された資源物をお出しください。7時から各支部長さんが中心となり、回収して墨坂中に搬入していただきます。天候の方は、明日の午前中はもちそうです。ケガのないようにご協力をお願いいたします。
8/22 第1回 総合テスト
夏休みが明けて2日目ですが、3年生にとっては夏休み中の成果が試される「第1回総合テスト」が行われています。昨日の下校時に3年生に声をかけると、「頑張ります」と応えてくれる生徒、「ファイト!」と言うと、「一発!」とすかさず返してくれる生徒に、墨中生らしい元気さ、明るさを改めて感じました。本番の今日、真剣に机に向かっている姿がどの教室でも見られました。頑張れ、3年生!
以下、8/21発行の進路通信「夢に向かって」№16からです。
~夏休みは充実した日々を過ごすことができたでしょうか。いよいよ2学期がスタートしました。2学期は墨坂祭や親善音楽会などの行事があり、それに向けての準備が忙しくなっていきます。また明日には第1回総合テストが控えています。これから行われる総合テストは、今までのテスト以上に重要な意味を持っています。1回1回のテストが今まで以上にとても大切になります。体調管理をしっかりして、1回1回のテストに、本番の入試のつもりで臨みましょう。
また、普段の授業態度や学校生活、提出物など、更に真摯な態度で取り組み、努力を重ねていきましょう。すでに入試は始まっています。
明日は第1回総合テストです。2学期からは各教科とも、本番の入試の出題傾向に合わせた内容や形式の総合テストになります。今回もし思うようにできなかったとしても、落ち込んでばかりいては何も解決しません。結果はすぐに目に見えて出ないこともあります。最も悪いパターンは「がんばっているのに、こんなに点数が落ちた。どうせ私はダメなんだ・・・。」と、あきらめてしまうことです。そうならないように、これからの生活の仕方や学習の仕方を考えてみましょう。
8/21 2学期始業式
楽しかった夏休みが終わりました。皆さんどんな夏休みでしたか。
学校の代表として広島の平和記念式典に参加した皆さん、墨坂祭での発表を楽しみにしています。中国の四平市への訪問は、中国の気象状況の都合で中止になってしまい、大変残念でした。そして、部活動での大活躍がありました。吹奏楽部は北信大会で見事金賞。県大会で銅賞。合唱部は北信大会で銀賞をとりました。陸上部は北信越大会で、男子1500mでAさんが優勝、400MリレーではBさんがクラブチームの一員として4位入賞、卓球個人ではCさんが、クラブチームの全国女子軟式野球大会ではDさんが、力一杯戦いました。
そして、昨日行われた全国中学校体育大会でAさんが自己ベストを出して3位に入賞しました。全国3位です。すごいことです。おめでとうございます。昨日、先生達は配信されていたライブ映像を職員室の大画面で観戦しました。先生方も2学期のスタートにあたり元気をもらいました。改めて力一杯、健闘したみなさんに拍手をおくりましょう。
さて、パリオリンピックでは、日本選手団の活躍が連日のように報道されました。メダルの数も海外でのオリンピック史上最多であり、日本選手の活躍に多くの感動や勇気をもらったのではないでしょうか。1学期の終業式でお話ししたように、「勝負の場でも相手を思いやる」ような、勝ち負けの嬉しさや悔しさだけではないもの、つまり人間力に心を動かされたことはあったでしょうか。私がライブ映像等から感じたことをお話しします。それは、「あきらめない精神力」ということです。
体操男子団体。最後の鉄棒を残して1位の中国との差は3点以上あり、まず逆転は不可能と言ってもいい差でした。しかし、結果、その3点差をひっくり返してわずか0.532の差で、金メダルをとりました。最終種目は鉄棒で、中国選手の落下もありましたが、日本の選手はあきらめることなく、強い精神力で全員が大きなミスをせずにやりきった結果だったと思います。
スケートボード、ストリートの堀米雄斗選手。決勝では「ベストトリック」4本目を終えた時点で7位。金メダルをとるには、最後の1本で96.98点以上を出さなければならない状況でした。2本目から3回連続で同じ大技に挑み、失敗。最終5回目で見事その大技を成功させて、この日の最高点97.08を叩き出して劇的な逆転でオリンピック2連覇を達成したのでした。
堀米選手は次のように語っています。
「4本目、ミスった時はほんとにマジか ここでこれかと結構思っていたので、守りの滑りでいったら絶対に悔いも残るしメダルも取れないと思ったから、ここまで来たら最後乗れるか分からないけど、“あのトリック”で最後もいきたいと思いましたね。」
「東京オリンピックが終わってから、もちろん楽しいこともありましたが、どちらかというと、本当にキツいことの方が多くて、オリンピックにもいけるか分からない状況で、何をやってもうまくいかないこともありました。その中で自分がどんどん変わっていかないといけないっていうのは分かっていたので、その中で今回の決勝での最後のトリックとかも生まれていった。本当にキツい3年間でしたが、その3年間を乗り越えられたからこそ、結果につながったのかなと思います。」
「特にオリンピック予選では予選落ちも続いたので、本当にオリンピックにいけるか分からない状況で、最後の大会で1位を取ればっていう状況だった。わずかな1%の可能性を信じて、今回のオリンピックの最後の最後まで信じてこられたのが優勝の鍵になったと思います。」と語っています。
もう一つ、ちょっと角度を180度変えますが、日本が惜しくも負けてしまった競技も、相手側からすれば「あきらめない精神力」がそこにはあったのだと思います。バスケット男子のフランス戦。第4クオーター残り10秒。84対80で日本がリードしていた場面。ここでのフランス選手のスリーポイントシュートを決めきった精神力。そして審判の判定に対するいろんな意見はありましたが、ファールによるプラスワンスローで同点。延長の末フランスの勝利。また、バレーボール男子の準々決勝イタリア戦。セットカウント2対1で日本が勝っていて、第4セット日本が24対21で3点リードのトリプルマッチポイントからのイタリアの大逆転勝利。いずれも、私は日本が勝ったと思いましたが、相手の「あきらめない精神力」にやられたと言ってもよいのではないでしょうか。
「あきらめない精神力」をクローズアップしてきましたが、忘れてはならないことがあります。それは、そうした「あきらめない精神力」をもてること、そして結果につなげるためには、それを裏打ちする日々の努力つまり、質の高い練習や研鑽があってのことだと言うことです。つまり、「あれだけのことをやってきたんだから、負けるはずがない。逆転できる。成功できる。」と思える努力が必要だということです。今朝の信濃毎日新聞のAさんの記事を読むにつけ、Aさんはこの「あきらめない精神力」とそれを裏打ちする日々の努力があったのだと思いました。
皆さんも、学習に部活動に「あきらめない精神力」を発揮できるような日々の努力を積み重ねていきましょう。
さて墨坂中の夏休みです。三者懇談会やスペシャル アドバンスタイムで自信を深め、課題を解決し、自己更新をしている姿、生徒会役員の皆さんが墨坂祭の準備をしている姿、生徒会サミットや学校保健員会の発表等で活躍している姿、各部活動が練習や練習試合に汗を流す姿、緑化委員の皆さんが花壇に水やりをする姿等がみられました。
皆さんはどんな夏休みを過ごしましたか。今までできなかったことを含めて、家族とゆっくりと過ごした人が多いのではないでしょうか。朝昇降口では笑顔で明るい声で挨拶ができる生徒が何人もいて、元気がでました。きっと楽しい思い出がいっぱいでき、充実した夏休みだったんだと思います。校長先生は、みなさんが大きなケガや事故もなく元気で登校できたことをうれしく思います。
いよいよ今日から2学期が始まります。暑い夏から秋を過ぎて雪の降る冬まで続きます。
84日間という1年間で一番長い学期です。各学年代表の3名のみなさんがその決意や抱負を発表してくれました。今、発表してくれた3人の友達のように、2学期の目標やめあてを決めた人も多いことと思います。その2学期の出発にあたり、これからの2学期、皆さんに期待することを2つ話します。
まず、1ヶ月後には生徒会最大行事の「墨坂祭」があります。墨坂祭をみんなの力を合わせて成功させましょう。成功させるとは、100日前集会での説明がありましたが、墨坂祭を通して「Time to Shine ~人生で一番輝く時~」を、そして、生徒会目標である「UNITY~墨中生でつなぐ一つの輪」を達成することです。
ぜひ一人ひとりが展示や発表・合唱に向けて努力を積み重ね、自分の精一杯を存分に発揮する。そして、その過程の中で、それぞれが友を大切にし、友達とたくさん話すことで、絆を深めよりよい人間関係を築きあげていくことが、「UNITY」につながり、「Time to Shine」となり、目標達成につながります。頑張りましょう。
2つ目は「自律に向け、心を立てて行動をおこすことができる生徒」をめざしてください。自律とは自分の気ままを押さえ、自分の事は自分でやって行くことです。人間楽な方に流されそうになることは沢山あります。みんなが選択するから、自分もそっちに流されてしまおうではなく、自分で考え自分で判断できる中学生になって欲しいと思います。誰かの後をついて行動する自分、集団でしか行動できない自分ではなく、「ひとり立ち」できる自分を作ってください。それが自律への第一歩です。
3年生にとっては、自分の将来に大きく関わる進路選択の時が、この2学期にやってきます。1,2年生にとっても、あっという間にその時が訪れます。中学の3年間は本当にあっという間です。誰かのためではないのです。ぜひ自分の自己実現のために、今以上に勉強してください。当たり前のことですが、1時間1時間の授業を大切にするということと家庭学習を今以上にしてください。
皆さんに期待することを2つお話ししました。全校458人、先生方49名、みんなで実現させましょう。
7/26 夏休み1週目
夏休みに入りましたが、今週は三者懇談会や部活動等があり、生徒や保護者の方々等の来校者も多かったです。また、野菜を栽培しているクラスでは収穫当番が、その日の野菜を販売場所に陳列する姿が見られました。来週も引き続き部活動や学校保健委員会等が行われますが、夏休みの学校は日が経つにつれてだんだんと人影がまばらになっていきます。
さて、夏休みに入り1週目の今週ですが、月火木金の4日間の午後、本年度1回目の三者懇談会が行われました。連日のように猛暑に関わるニュースが報道される中、ご来校いただき、子ども達の生活や学習の様子を熱心に共有していただいたとともに、学校では気づかないご家庭での様子等も教えていただきました。この懇談会がご家庭と学校がさらに力を合わせて子ども達の支援をしていくために、有意義なものになっていくことを期待します。ありがとうございました。
さらに、今週は火、木、金の3日間午前中「Special Advance Time」(SAT:夏期補習)も行われ、各学年の指定教室には、多くの生徒が夏休みの課題等に取り組んでいる姿がありました。この「SAT」には、学校支援ボランティアとして、2名の地域の方々に学習支援を行っていただきました。生徒の方からの積極的に質問していく場面は少ないようですが、ボランティアの方から生徒の様子を見ながら声がけや答えへの指摘等してくださっています。暑い中、本当にありがとうございました。このボランティアの方々には、10月以降の水曜日の放課後に行われる「3学年の補習指導」も毎年行っていただいています。今年度もお願いできるということです。今後とも宜しくお願いいたします。
「校長室から」もこれからの夏休み期間中はお休みします。2学期も宜しくお願いいたします。
7/19 1学期終業式
4月4日に144名の1年生を迎え、墨坂中学校の令和6年度が始まってから、72日目、1学期の終業式を迎えました。生徒のみなさんと先生方が元気に1学期を終わることができることを大変うれしく思います。
そして今は3人の友達から1学期のまとめやこれからの目指すものについて、すばらしい発表がありました。3名の皆さん、自分を振り返り、よりよい自分を作って認めていこうとする、心に迫る発表をありがとうございました。
さて、1学期を簡単に各学年ごと振り返ってみます。
【s2】1年生 もうすっかり中学生になりました。いくつかの授業の様子を見させてもらいましたが、自分の考えを積極的に出し、反応している人が多いです。妙高自然体験学習では仲間と楽しみ、係の活動に責任を持ち、協力して取り組むことを通して友達や自分のさらなるよさを知ることができました。
2年生、新しいクラスをよりよくしていこうと正面から課題に取り組んでいる姿がありました。生徒会の当番活動や部活動に元気に取り組んでいる姿も素晴らしいです。1年生のよきお手本として、そして3年生のよき姿に学ぼうとしていました。
3年生です。4月に行われた2泊3日奈良京都修学旅行を始めとし、生徒会活動、中体連の大会、この後行われる吹奏楽と合唱コンクール・・・3年生は学校の顔として機関車として大活躍してくれました。1学期を振り返ってきっと自分ががんばった瞬間、輝いた瞬間をいくつも思い出すことができるでしょう。頼もしい3年生です。2学期はいよいよ墨坂祭があります。UNITYして Time to Shineにしましょう。宜しくお願いします。
私がこの1学期で嬉しかった事がもう一つあります。【s3】それは部活動への取組です。あなたたち中学生にとって部活動は、生活の中で大きな部分を占めている人が多かったと思います。学校の1年間はまだ1/3が過ぎただけですが、多くの3年生にとっては、その部活動が終わりを迎えました。勝ち負けはありましたが、勝ち負けの嬉しさや悔しさだけでないものが、3年間の部活動を通して得られたのではないでしょうか。スポーツに限らず、一生懸命に打ち込んできたものだからこそ得られたものではないかと思います。先ほど紹介のあった山岸さんと亀田さんは、応援してくれている全校の皆さんの思いを受け止めながら、長野県の代表として全力で北信越大会で戦ってきてください。吹奏楽部と合唱部はコンクールが迫ってきました。壮行会でお話しした、魂をぜひぶつけてきてください。
さて、この夏休み中には、4年に一度のオリンピック、パリオリンピックが7/27から8/11まで開催されます。4年に一度のスポーツの、そして平和の祭典ですが、前回の東京大会はコロナ禍のため3年前に開催されました。この夏のパリ大会も私たちは日本人選手を始めとする選手達の活躍に感動をもらったり、心を躍らせたりすることと思います。
【S4】勝ち負けの嬉しさや悔しさだけではないもの、例えば「礼を重んじる」ことや「勝負の場でも相手を思いやる」ことのような、つまり「人間力」に心を動かされることがあることでしょう。選手の姿から感じることができる、勝ち負けの嬉しさや悔しさだけでないものを、前回の東京大会でのある選手の姿から紹介します。今日お話しするのは、この人についてです。
【S5】柔道男子73キロ級でオリンピック2連覇を達成した大野将平選手です。実を言うとこの選手については、3年生の道徳の教科書の最初に載っています。今日の私の話は、その道徳の授業でマイナスには働かないと判断した上で、お話しします。
私が彼を知ったのは、8年前のリオデジャネイロオリンピックの時でした。柔道にもその人のスタイルというのがあって、特に外国人は、自分の得意の組み手になることや相手の得意の組み手を切ることに強くこだわるがために、柔道着を両手で持って組み合うことを避ける、つまりきちんと組み合うことをしない柔道が多く見られます。そんな中、大野選手は常に日本柔道の伝統スタイルである「正しく組んで、正しく投げる」を貫いてきたのです。そうした柔道スタイルもさることながら、彼の所作、振る舞い、言動、考え方等に心を動かされます。今回も試合での活躍のみならず、その前後の振る舞いやインタビューを見聞きするに付け、熱い物がこみ上げてきました。 【S6 試合前VTR】
大野選手はリオ五輪で金メダルを取ってから、より自分の内面と向き合うようになりました。大きな大会には参加せず、大学院で大外刈りについての修士論文に向き合うこともしました。
彼は「若い頃は怖いものしらず。でも、経験値を積んで勝負の怖さを知った。勝ち続けるためには自分の弱さを知る必要があった」と言っています。稽古相手を自分に見立て、どうすれば自分を負かせるかを考え抜きました。自分にはどんな癖があるか。エンジンのかかりの遅さをどう突くか。寝技なら対抗できるのではと。自分の弱点を客観視するのは気がめいるはずです。【S7】それでも、その自分を倒す稽古を黙々と続けました。
また、こういうことも言っています。「オリンピックは柔道家にとって最高の舞台かもしれないけど、オリンピックだけに左右される人生だったら寂しい。柔道みたいに『道』がつく競技には一生、終わりがないんだから」と。また、「弱さを経ない強さなんて、ないでしょう」「強くなりたいではなく、強くありたい」とも。オリンピックが延期され、誰もが悩み、どうふるまうべきかに苦しんだこの1年。大野選手の心も揺れました。それでも、人間として「強くありたい」と思い続けたその先に2連覇がありました。
大野選手は、山口に12年間住んで上京し、中学1年から親元を離れて寮生活を送り、柔道の私塾『講道学舎』でその礎を鍛えました。
そこで教わったことは、「柔道で強くなることを通じて人間力が成長していないと、やっぱり寂しいよね、強いだけじゃつまらんぞ」ということだそうです。
【S8】「『粗野なれど卑にあらず』という恩師からの教えがあります。荒削りだけれども卑しくはないと。人間には荒い部分があって完璧な人間はいないし、失敗してもいい。でも、ずるく生きるな、真っ直ぐに進めと。そういう人間でありたいなと思いました。本当の人間力というものを叩き込まれました。理不尽の中の我慢とか、本当の人としての強さとはなにかとか。根本的なものを思春期に叩き込まれたので、本当に追い込まれたときの意地みたいなものを持って戦っています。」と彼は語っています。
決勝で、ジョージアのラシャ・シャフダトゥアシビリ選手との延長戦を制した瞬間は険しい表情を崩さず、ゆったりとした足取りで礼の位置に戻りました。畳の上ではニコリともしない。勝利判定を受けるとしっかり一礼し、対戦相手と固く抱擁を交わしました。敗れたシャフダトゥアシビリ選手も両手を前に差し出して歩み寄り、畳の中央で強く抱き合いました。体を離し、顔が向き合った場面。【S9】大野選手は一瞬、右手の親指を立ててサムアップポーズを作り相手を称えました。最後に手を握り、ゆっくりと場外へ向かっていきました。そして、天井を数秒間見上げました。畳を降りる前にも数秒間丁寧に礼をし、そこを離れて初めて笑みをこぼしました。【S10 決着VTR】
大野選手はリオ五輪でも金メダルに輝きましたが、勝利を決めた後もあからさまに喜ぶ姿を見せず、畳上で対戦相手に敬意を払って深々と頭を下げる様が、「理想的な柔道家」として世界で評価されました。当時の写真が、3年生の道徳の教科書に掲載されているのです。
そんな姿について大野選手はこう言っています。【S11】「相手のいる競技の中で、こちらが投げて勝っている。悔しがっている相手に対して、こちらが喜ぶということは、その相手に悔しさ以外の余計な感情を芽生えさせる結果になるかもしれない。だから何もしない。それが僕のスタンスです」と。余計な振る舞いが相手に“負、マイナスの感情”を与える可能性にも思いを巡らせています。相手へのリスペクト、敬意を欠かさない意味でも、淡々と、感情を表出させないのが、武道家・大野選手の人間力なのです。
彼は続けて言います。「感情を出すことは、競技によってはパフォーマンスという意味もあると思う。その気持ちももちろんわかります。ただ僕がやっているのは柔道で、武道なんです。だからそれが僕のやり方です。あくまで自分の考え、まわりに押し付けるものではありません。ガッツポーズとかっていうのは咄嗟にでるものだと思うんです。だからラスト1秒で逆転勝ちしたら、僕でもすると思う。【S12】でも勝って冷静なときに、過剰にやるのは、僕は嫌だなと。勝ったときのほうが相手の事を思いやれる余裕があると思います。」と。
大野選手が試合後のインタビューで言っています。【S13 インタビュー動画】
「まだ、私の柔道人生というのはこれからも続いていく。今後もやはり自分を倒す稽古を継続してやっていきたい」【S14 インタビュー動画】「リオデジャネイロ五輪を終えて、苦しくて、つらい日々を凝縮したような、そんな一日の戦いでした。われわれアスリートの姿を見て、何か心が動く瞬間があれば本当に光栄に思います。」
大野選手は現在、プレーイングコーチとしてイギリスに留学し、英語や指導者としての勉強に励んでいるそうです。
私は、大野選手から【S15】「礼を重んじる」ことや「勝負の相手を思いやる」ことの大切さを教えられました。これぞ「人間力」の高さだと思います。日本人はどの競技でも礼を大切にしています。墨坂中の皆さんも、各部活動だけでなく普段の生活の場においても「お願いします」最後に「ありがとうございました」と言えますし、「おはようございます、こんにちは、さようなら」の挨拶を自分から大きな声でできる人が多く、大変気持ちがいいです。これからも相手を思いやる気持ちを、これらの言葉に表してほしいと思います。
明日から、夏休みです。パリオリンピックでの選手達の活躍や様々な姿からたくさんの感動や勇気をもらってください。そして、皆さんもそれらをもらって、勉強でも運動でも普段できないことに挑戦してください。何かに一生懸命になる時間、自分が輝く時間を過ごしてください。ただし、決して他の人に迷惑をかけることや邪魔をするようなことはしないようにしてください。家族や友達に悲しい思いをさせるようなことのない楽しい夏休みにしてください。そして、2学期が始まる8月21日にはひとまわりたくましくなって登校してきてください。それでは、みなさんにとって32日間の夏休みが、すばらしいものとなることを願ってお話を終わりにします。
7/18 音楽集会
昨日、音楽集会がありました。墨坂祭の音楽会で歌う全校合唱です。曲は「大地讃頌」です。全校が縦割りで各パート毎にそれぞれの場所に集合して、15分間、学芸委員リーダーの指示のもと一生懸命に練習していました。多くの1年生やバスの2年生は、初めてのパートを歌う生徒も多いと聞いていましたが、後半、体育館に集合しての全校合唱はそれぞれのパートがバランス良く響き合い、まとまった合唱になってきていました。本番のメセナホールに響き合う「大地讃頌」が今から楽しみですね。
音楽室や朝夕の学活時の各クラスからは、この大地讃頌とともに、クラス合唱曲と思われる歌が聞こえるようになてきました。きっと夏休み明けの9月の声を聞く頃には、競うように様々な合唱曲が中庭に響き渡ることでしょう。
7/16 中体連 県大会
この3連休に、中体連の県大会が各地で行われました。
団体で県大会を戦った男子テニス部と女子卓球部は、惜しくも北信越出場には届きませんでしたが、男子卓球で個人戦3位に入り、1名の北信越大会が決まりました(詳しくは今週末発行予定の「学校だより」をご覧ください)。先日行われた陸上の1500mで県2位になった男子生徒とともに、2名の生徒が北信越大会へと駒を進めました。ぜひ、この2名の生徒には悔いのないように、長野県の代表として堂々と戦ってきて欲しいと思います。
尚、来週末には吹奏楽部、7/30には合唱部の北信ブロック大会があります。生徒達の部活動での活躍はまだまだ続きます。
7/12 高校の校長先生のお話を聞く会
昨日、4つの高校の校長先生にご来校いただき、各高校の説明をしていただきました。高校の先輩のお話から、2日続けての進路講話でした。
今回の目的は、「(1)高校の先生から高校の様子を直接聞くことによって、進路指導やパンフレットからでは十分に伝わらない高校生活の様子をつかむ。(2)高校の先生の話をもとに、将来の自分の生き方やあり方を見据えた進路選択の必要性を認識させ、 自ら進んで進路について考えようとする意欲をもつ。」です。
それぞれの高校の特色や特長についてお話していただく中で、高校生活における厳しさと楽しさ、高校が求める生徒像、残りの中学校生活でどんな力をつけていくべきか等々を語っていただき、3年生は自分の進路選択についてより深く考えられた様子でした。何よりも3年生の目の輝きが違いました。
7/10 高校の先輩からのお話を聞く会
現在高校2年生の3名の卒業生(4名の予定でしたが、体調不良のため1名不参加)が、それぞれの高校生活を語りに来てくれました。暑さ対策のため、場所を体育館から音楽室と視聴覚室に分けて、高校生には会場を移動してもらいました。計画案の目的には次のようにあります。
(1)本校の卒業生から高校の様子を直接聞くことによって、進路指導やパンフレットからでは十分に伝わらない高校生活の様子をつかむ。
(2)先輩の話をもとに、将来の自分の生き方やあり方を見据えた進路選択の必要性を認識し、自ら進んで進路について考えようとする意欲をもつ。
(3)先輩が進路選択の際に気をつけたことや努力したこと、夏休み中の勉強の仕方などのアドバイスを聞き、今後の参考にする。
3名の先輩達は自らが選択した高校での充実した生活について、生き生きと語っていました。夏休み前に、貴重な話を聞くことができ、3年生の顔は引き締まった様子でした。自己実現への道程をどう描き、どう実現させていくのかを自らに問い、実践に移していく意欲をもてたのではないでしょうか。
3名の卒業生の皆さん、ありがとうございました。尚、明日は4つの高校の校長先生方にご来校いただき、講話をしていただきます。
7/8 吹奏楽部・合唱部 壮行会
吹奏楽部、合唱部の皆さん、いよいよ北信、そして県大会へとつながるコンクールです。
放課後、校舎のあちらこちらから聞こえ、校舎中に響く楽器や合唱の曲も、日に日に力強さを増しているように思えます。吹奏楽部・合唱部の皆さんは、1年生の加入からわずか4ヶ月ですが、1年生も大きな戦力になっています。参加する1年生から3年生まで一人一人が心を合わせて最高の演奏をしてきてください。
ここまで私たちはいつも吹奏楽部の皆さんの演奏に、元気づけられ、支えられていました。対面式を始め、北信大会や県大会の壮行会で選手が堂々と行進するときも。私たちは何かに向かう時には、当たり前のように、吹奏楽の演奏に乗って入場してきました。吹奏楽部の演奏に元気づけられていたのです。
合唱部の皆さんは、音楽集会を始め、学年やクラス合唱の時も進んでお腹から、大きく美しい声を全校、学年、クラスの先頭に立って発して、墨坂中学校の合唱を先導してきてくれています。今日、マスクを外して合唱する姿に触れ、口を大きく開き、身体全体で表現している姿から、一人一人の気持ちがさらに伝わってきました。
今度は、私たちが吹奏楽部と合唱部を送り出す番です。全校が応援します。どうか頑張ってきてください。
音楽というのは厳しいものだと思います。やり直しがきかない一瞬の勝負、一回だけの勝負です。しかも、技術だけでなく気持ちが入らないとよい表現はできません。おそらく部員同士の思いの行き違いがあったり、上達が見えなくて投げ出したくなったりしたこともあったことでしょう。これだけの人数で一つの音楽を表現することは本当に大変だったでしょう。そうしたことを乗り越えて今があるはずです。これまでにやってきたこと、それと全員の気持ちを指揮者の先生の指揮棒に集めて、自分たちのために気持ちのよい演奏をしてきてください。
先日、音楽室へ行ったら、入り口のドアに張り紙がしてありました。その中に昨年度のこの壮行会で、私が紹介したものと同じ有名な音楽家の名言が、掲示されていました。ヨハン・ゼバスティアン・バッハの名言です。「音楽は世界語であり、翻訳の必要がない。そこにおいては、魂が魂に話しかけている。」と。
ぜひ、今までの練習の中で培ってきた皆さんの魂を、会場の聴衆や審査員の魂に訴え、伝えてきてください。全校一同、その報告を楽しみに待っています。
前回の運動系の壮行会は出張でお話ができませんでしたが、今日はできますので、私の気持ちを最後に表したいと思います。応援歌第2です。
♪「はてなき大空 くまなく晴れて もえるアカシア そよ風薫る
鍛えし体 あふれる力 になう栄光 輝く勝利 墨坂 墨坂 我らの誉れ」
勝ったら静かに帰ってきなさい。負けても堂々と帰ってきなさい。
7/5 教育実習終わる
今年は3名の教育実習生が本校で学んでいきました。それぞれ栄養教諭、養護教諭、中学国語の免許を取るために、2週間から4週間の教育実習を行いました。生徒達は教育実習生の授業にかなり協力的に臨んでくれていました。また、それぞれの所属クラスでも温かな心の通い合いがあったようです。生徒の日記から。
「実習生の先生による睡眠についてのお話がありました。最近は部活で家に帰る時間も遅くなってしまうし、寝る前にもたくさんやることがあって、寝る直前まで何かやっていることが多いので、これからは脳や目を休めるためにも寝る直前はリラックスして質の高い睡眠ができるようにしたいです。」
「教生の先生を送る会がありました。休み時間に黒板に文字やら色々書いて、打合せをして先生を呼びに行きました。体育館では、だるまさんが転んだと鬼ごっことドッチボールをやりました。先生もみんなも楽しんでいたのでよかったです。喜んでもらえて嬉しかったです。」
7/4 学年講演会・墨坂ギネス
昨日の午後、2年生は職業体験学習の事前学習として、「学べるキャリア出張講座 職場体験に役立つビジネスマナー」の演題で、豊野高等専修学校SST・ビジネスマナー講師の先生から、3年生は性に関する指導を信州医療センターの助産師さんから、講演をしていただきました。それぞれの専門の先生方から具体的な事例等を交えながらの講演は、生徒にとっては、より自分事として捉え、考え、実行していくよい機会となりました。
また、放課後には体育委員会主催の墨坂ギネス「雑巾がけリレー」が行われました。各学年が時間交代で体育館に集まり、体育委員の指示のもと、盛り上がった集会になりました。こうしたことに全力で取り組めることが、墨坂中の素晴らしいところです。墨坂祭でのゲームフェスタや合唱コンクールが、益々楽しみになりました。
7/2 生徒会壁新聞 7月号
昨日は月曜日でした。月曜日の朝は気分が乗らなく、なんとなく下向きな気分の人が多いことかと思います。また、朝から強めの雨も降り、暗い雰囲気に拍車をかけていました。そんな中、いつものように生徒と挨拶を交わしに昇降口に行くと、生徒会の書記の二人が生徒会便りを昇降口の大柱に掲示していました。昨日から7月の始まりです。それに合わせて早速7月号の掲示をしてくれている二人でした。
そうした姿勢もさることながら、その壁新聞のイラストを含めた見栄えが素敵でした。夏らしさが伝わってくるイラスト(風鈴、スイカ、かき氷、金魚すくい網、ボンボン、浮き輪、麦わら帽子、七夕飾り、星、蚊取り線香、ラムネ瓶)や配色であり、涼しさを感じさせるものでした。それを目にすることで、月曜日の下向きな気分が癒やされて、今週も頑張ろうと思えました。
そこに記されていた7月の生徒会目標は「日進月歩」です。「日々歩みを止めずに、歩み続けると。日々の積み重ねを大切にしましょう。」とありました。1年生の男子が早速、足を止めて読んでくれていました。早いもので、後3週間で夏休みです。
7/1 2年生 保育実習
先週、家庭科で保育実習が5年ぶりに実施されました。ご協力をいただいた双葉幼稚園の園長先生始め、先生方、園児の皆さんに心より感謝申し上げます。下記の学年通信にあるように、生徒達にとって豊かな学びの場となりました。ありがとうございました。
6/28発行2学年通信より
家庭科の保育単元の実習で双葉幼稚園の園児のみなさんが来校しました。
初めはちいさな園児たちにどう接していいのかわからない様子でしたが、手遊びや読み聞かせ、ドッチボールなど、一緒に遊ぶうちに中学生が園児の目線に合わせるようになり、表情も笑顔に変わってきました。授業の中で制作した『手作りおもちゃ』で一緒に遊ぶと、「幼児がおもちゃで全力で楽しんでくれてがんばったかいがあった、うれしくなれた」「自分たちが作ったおもちゃを楽しんでくれるか心配だったけど、みんな楽しんでくれてとてもよかった。とても楽しかったし、思い出になりました」「クラスのみんながお兄ちゃん、お姉ちゃんになっていました」など、園児のみなさんとのかかわりから学んだり、感じたりすることができました。中には「職場体験で保育園に行くのでいい機会になりました」と、職場体験学習を意識できた人もいます。毎日の生活の中でも、学んだことが生かせるよう、1学期のまとめをしっかりでいるようにしていきましょう。
6/28 前期人権教育月間まとめの集会
先週の金曜日に、体育館で全校参集のもと「前期人権教育月間まとめの集会」が行われました。「どうすればいじめはなくなるのか?」の意見交換の場面では、各学年ともに挙手する生徒が多くおり、活発な集会になりました。様々な考えがあることを知ることができました。そうした友の考えを聴き、自分は何を思い、どう考え、何を実行していくかが大切です。
1年生の女子の発言です。「いじめや差別は数人でする。友達が無視しようと言ったら、それはいけないよって言う」 大切な「他者関係力」だと思います。こうしたことを言える友達関係を築いていって欲しいと思います。
6/26 縦割り清掃 終了
先週で前期の縦割り清掃の2週間が終了しました。各分担区で目的である「他学年の姿から学び、清掃をよりよくするとともに、『清掃の心得』の意識を高める」が達成されていました。校長室掃除も3年生と2年生の男子生徒が黙々と4回がけ清掃を毎日やってくれていました。今週からの通常清掃にいかされていくことでしょう。
学級通信からです。「初めて先輩達と縦割り清掃をしました。初めてだったけど、先輩達が役割を決めて優しくしてくれたので、すごくやりやすかったです。私も先輩達みたいになれるように頑張りたいです。」(1年)
「1年生のお手本になれるような清掃ができたからよかった。明日もあるから頑張りたい。」(2年)
6/24 第1回 コミュニティースクール運営委員会
先週の木曜日に、墨坂中学校コミュニティースクール運営委員会が開催されました。運営委員には地域から7名の皆様に委員になっていただきました。
委員の皆様には6校時のアカシアの時間(総合的な学習の時間)を参観いただいた後に、今年度の取組について発表し、ご意見をいただいたり、学校支援や学校評価についてご協力をお願いしたりしました。さらに、本校の生徒会3役の生徒も参加し、今年度の生徒会の活動内容等の発表を行いました。
委員の方々からは、昨年度の生徒に関わる学習支援の様子や不登校になりやすい時期等の質問、今夏の井上公民館での宿泊事業への参加募集等のご発言をいただきました。中学生の地域に入っての活動はどの程度行われているのかということについて、生徒からPTA支部活動「さわやか運動」の一環として、高甫のラウンドアバウト(円形交差点)の中心部花壇への花の苗植えを老人会と一緒に行ったという報告もありました。
今後、墨坂祭での生徒の様子等をご覧いただき、2月には授業参観の後、学校評価を含めたご意見をいただく予定になっています。
6/21 墨坂祭100日前集会
一昨日、墨坂祭100日前集会が体育館で全校参集のもと行われました。内容は、生徒会長のあいさつから始まり、昨年度の墨坂祭振り返りビデオ、墨坂祭スローガンについて、今年度の墨坂祭係分担発表、通路装飾について、墨坂祭ポスターについて、墨坂祭テーマソング、実行委員長の話と続きました。毎年、この集会を契機に、少しずつ墨坂祭に向けての雰囲気が高まっていき、準備が進められていきます。
下記に生徒会長の挨拶を掲載します。頼もしい限りの挨拶です。
~突然ですが、皆さんは今日からちょうど100日後を想像できますか?
今日から100日後,第34回墨坂祭が行われます。この墨坂祭はきっと、皆さんの心の中に深く刻まれる時間になるはず、いや、全校の皆さんでそうしていくのです!!
そんな墨坂祭を作り上げるためには、準備が大切です。それぞれの活動にどんな思いをもって取り組むかが重要にです。自分自身が墨坂祭を創り上げる一員であるという自覚と誇りをもって、活動に参加してください。
4月に話した通り、誰かが楽しませてくれるのではありません。自らが楽しめるように行動していくのです!
もしかしたら、みなさんの中には「墨坂祭なんて例年通り変わらないだろ」と思っている人がいるかもしれません。ですが!今年の墨坂祭は去年と大きく異なる点もいくつかあり、その上、例年通りの部分はさらにグレードアップしていきます。
それを踏まえ、僕が皆さんに伝えたいことは一つ、100日前からの準備期間も含めて、自ら楽しんでください。是非、皆さんが墨坂祭を振り返った時に思い出した記憶が光り輝くものであってほしい、そんな皆が輝く墨坂祭になってほしいと願っています。
6/19 プール開き
昨日の放課後、正副体育委員長と体育科の先生方が参加して、プール開きが行われました。この様子については、放送委員会がビデオ撮影を行っており、今日
、お昼の放送で全校に放映されました。
私からは、プール掃除をしてくれた生徒達への感謝、水泳学習は安全が第一であること、そのために気をつけて欲しいことを5点、話させていただきました。今年度は夏休み明けの週まで水泳学習が組まれているそうです。安全第一で、楽しく水泳技能の向上をめざして欲しいと思います。
6/18 音楽公開授業
2年生のクラスで音楽の公開授業がありました。墨坂祭の音楽会での全校合唱曲「大地讃頌」の音取りの授業でした。1年生時は四部合唱ではなくバスパートなしの3部合唱で歌っていた生徒達が、2年生になり4部合唱に挑戦していく過程での音取りの時間でした。
当然のごとく、1年時にはなかったバスパートの生徒達が苦戦していましたが、Classroom上に上げられている音源を何度となく(合計7回)流して、音取りの練習を一生懸命にしていました。
その後、全体で合わせましたが、本時の最初の合唱ではテノールパートにかなりつられていたバスパートも、だいぶしっかりとした音程がとれ、存在感が高まっていました。
本校の校歌はアカペラの4部合唱ということも含めて、4部合唱のよさを追究したいという授業者の願いもあり、この曲を全校合唱にしているようです。9月の音楽会ではメセナホールに大地讃頌の全校4部合唱が大きく響き渡ることを期待します。
6/17 春のPTA作業
一昨日の土曜日に、春のPTA作業が行われました。
今回は、例年行っている校地に沿った百々側右岸土手の草刈り作業に加えて、南校舎1、2階教室のカーテンの洗濯作業をしていただきました。7時からビーバー班が刈り払い作業を、7時半からカーテン班が洗濯作業を行っていただきました。9時過ぎには無事全ての作業を終えることができました。
こうして作業をしていただいたお姿やきれいに刈られた土手や洗濯されたカーテンを見るにつけ、「学校はPTAの皆様や地域の方々に支えて頂いている」ということを改めて感じます。
本日、各クラス毎に生徒たちは、きれいに刈られた土手の様子や洗濯されたカーテンのほのかな香りにふれ、感謝の思いを共有しました。ありがとうございました。
秋にもう一回、PTA作業があります。9/14(土)です。墨坂祭前の作業になりますが、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
6/12 生徒会6月目標
6月の生徒会目標は「善因善果」です。読んで字の如く「良い行いは必ず良い結果をもたらす」ということです。この四字熟語に寄せた生徒会としての意味づけは、「今月は墨坂祭100日前集会があります。1年生にとっては初めての墨坂祭ですが、どんなことが行われているのか話をよく聞きましょう。墨坂祭に向けて準備も始まります。クラスの仲間、全校のみんなで協力して最高の墨坂祭にしましょう。」と記してありました。
いよいよ墨坂祭に向けた活動が始まるということで、それに向けて学級が、学年が、全校がまとまって向かっていくということが「善因」となり、墨坂祭が成功する、つまり「善果」となるという意味合いを、わかりやすく説明してありました。「100日前集会」は来週19日水曜日に開かれます。
6/11 英語 一公開授業
3年生のクラスで英語の授業公開がありました。Today’s Goalは「修学旅行のおすすめの見学地を伝えることができる」でした。教科書の定型会話文を暗記した後に、理由を交えて自らのお薦め見学地に文をかえて、ペアで会話するという流れでした。日頃から、「暗記」「ジェスチャー」「セリフがえ」を意識して授業を行っている様子があり、生徒はスムーズに自らの体験をもとにしたお薦めの見学場所を伝え合っていました。
全体発表の場面ではほとんどの生徒が積極的に挙手をして自らの発表をアピールする姿があり、意欲を感じました。内容的には、理由をガイドブックに書いてあるという定型文を、「自らの記憶」を理由にしてセリフをかえているペアや「自分の人生の中で一番」という表現もありました。
相手にしっかりと聞こえる大きな声で会話をするだけでなく、互いに目を合わせジェスチャーを交えて会話をしている様子に、日頃の英語授業の頑張りやよさがうかがえました。
6/7 数学 一公開授業
2年生のクラスで数学の授業公開がありました。学習問題は「円柱・球・円錐の体積はとてもきれいになるらしい?!」です。単元「文字式の利用」の最終の時間で、発展的な1時間ということだそうです。学習課題は「それぞれの体積を式で表して比べる。最後に形を水にかえて本当かどうか調べる」でした。生徒の予想は「とてもきれい」というヒントや実物を見比べた感じから、3:2:1というようなつぶやきがありました。
1年次の既習であるそれぞれの体積の公式を確認し、高さは球の直径であることから、「2r」ということを全体で考えた後に、3つの体積の文字式を比べて比を導き出すという授業でした。
導入で具体物の模型を提示していく中で、生徒達には問いがすわり、身を乗り出すように目を輝かせている生徒が多くいました。2:4/3:2/3の比を整数にして、6:4:2から3:2:1にたどり着いた生徒は、振り返りに「3つの体積比はとてもきれいだった」と記していました。確かめに水をそれぞれの容器に入れて、上記の比を確認しているときの生徒の目はさらに輝いて、食い入るように見ている姿が印象的でした。
6/5 プール掃除
昨日の2校時、1回目のプール掃除が行われました。水泳学習は6月下旬から始まるので、結構早いプール掃除になりましたが、天候にも恵まれ、太陽の照り返しを受けながら、体育の先生と2年生の生徒達で、藻がついた側面、底面、側溝等をブラシで一生懸命こすって、きれいにしてもらいました。1回目と言うことで、水は濁っており堆積物もあり、一番大変な回でしたが、生徒達は積極的に水に入り、ブラシをせっせと動かして掃除をしてくれていました。6校時には2年生の別のクラスが、2回目のプール掃除をしてくれていました。2校時よりも磨きがさらにかかり、本来のプール底面と側面の青色が色濃く現れてきていました。
こうしたご苦労や思いに応えながら、全校が安全第一に実りのある水泳学習にしていってくれることを願っています。
6/3 参観日・情報モラル講演会
2回目の参観日が午前中にあり、大勢の保護者の皆様にご来校・ご参観いただき、ありがとうございました。生徒の様子はいかがだったでしょうか。お気づきの点等ありましたら、ご連絡ください。
午後は情報モラル講演会が行われました。全校生徒、保護者だけでなくこの会の後に行われた「共育ちを育む会」に参加いただく地域の皆様にも聴講してもらいました。講師の方は、「子どもとメディア信州」のインストラクターの方にお願いし、インターネットやSNSの利用の問題点やトラブル、性被害防止、そして保護者としてどう向き合っていくか等について、わかりやすくお話をしていただきました。
「共育ちのを育む会」は小学校区毎に各会場に分かれて、今日の講演内容に関わる内容について懇談をしていただきました。各会場ではご家庭のスマホやインターネット利用の現状や課題を発言いただき、問題点の共有や対応策等の情報交換がなされていました。
生徒には今日の講演内容を、自分事としてとらえ、自らのSNSの利活用を振り返っていって欲しいと思います。さらにトラブルの事例等から想像力をより豊にして、「自分も危ないかもしれない」と臆病になって欲しいと思います。
ご家庭では、今日の講演内容にもありましたが、スマホやSNS利用に関するルールをしっかりと決めていただく事を始めとして、4月当初に発出した「SNS利用に関する注意喚起のお願い」を再度ご確認いただきたいと思います。
5/30 全校揃う
今週は1年生の宿泊学習があり、月火水と1年生が学校にはいませんでした。やはり、一つの学年がいないだけで、学校は何となく静かでさみしい感じがありました。当然のことながら、朝夕の昇降口での挨拶も声を発する回数が1/3であり、張り合いも1/3といった感じでした。今日から1年生が登校し、いつもの墨坂中に戻りました。1年生の元気な挨拶の声が昇降口に響いていました。
明日は中体連北信大会・県大会に向けての壮行会があります。この土曜日から北信陸上を皮切りに各競技で大会が始まります。特に3年生は「やりきった」と思える部活動になることを願っています。今日の帰りの学活は、明日の壮行会に向けての全校応援練習でした。1年生も各クラスでの応援練習の成果があり、気合いの入った応援をしていました。
5/28 1年妙高自然体験学習
1年生が一泊二日の妙高自然体験学習を行ってきました。昨日はやや風が強い一日でしたが、薄日も差し込んだり、妙高山が綺麗に見えたりする中で、計画通りのアドベンチャープログラムを各クラス実施することができました。妙高山の懐にいだかれた自然の中で、各クラス2グループに分かれ、インストラクターの方の指導のもと集団作りやコミュニケーションを深めるプログラムに取り組んでいました。初めの内は仲の良い同性同士での関わりが多かった生徒達が、徐々に男女を交えての関わりに発展していくグループが多く見られました。その間、学級レクとスプーン作りを行うクラスもあり、体育館や広場等から大きな歓声が響いたり、世界に一つだけのオリジナルスプーン作りに集中して取り組んでいたりする様子がありました。
バイキングでの夕食とお風呂をいただき、体育館でのキャンドルセレモニーとフォークダンスを楽しんで就寝となりました。キャンドルセレモニーでは火の神様が登場しましたが、昨年と同様に火の神は火の国語しか話せないので、通訳を伴っての登場でした。今年も1年生に少しは楽しんでもらえたと自負しています。
2日目の今日はあいにくの雨降りでしたが、カートンドッグを調理する野外炊飯を行って、14時半頃学校に無事帰着しました。
今回の宿泊行事で発見した3つの素晴らしさ(自然、友、自分)をこれからの生活につなげ、いかしていって欲しいと思います。
5/24 小中連絡会
昨日に小中連絡が本校で開催され、1年生の小学校時の担任の先生方にご来校いただき、授業を参観していただいたり、1学年職員との懇談をしていただいたりしました。ありがとうございました。
1年生はどの教室でも3月まで生活を共にされた担任の先生の姿をそわそわしながら探している様子がありました。目と目が合ったり、手を振り合ったり姿もあり、元気で新たな生活に向かっていることを確かめているようでした。
懇談会の資料には、多くの教科で入学後の1年生のよさが記されていました。めりはりがあっていい。どんどん発言できる雰囲気がある、自分の考えが書ける、反応が良い、元気、素直、前向き、黙々と膝付4回がけ清掃をしている、給食の準備がしっかりできる、よく食べる、音楽集会での歌声がよく響いている・・・等々です。
こうした小学校生活で育まれたよい姿を、中学校生活でもさらに伸ばしていきたいと思います。
5/22 前期人権教育月間導入集会
昨日、前期人権月間導入集会が体育館で行われました。内容は下記の通りです。
〇この月間で各学年で学習することの確認 〇人権アンケート集計結果発表 〇ディスカッション 〇人権クイズ
全校が一堂に会する場でしたが、人権アンケート集計結果からの感想や意見が活発に出されました。「どんな理由があってもいじめはしてはいけない」に対して、数パーセントの生徒が「No」と回答したアンケート結果に対して、多くの生徒からそれに対する疑問や問題であるという意見があがりました。そうしたことを含めて、自らの生活を振り返り、人権感覚をさらに磨き、他者関係力を高め、実際の行動に表していって欲しいと思います。
5/21 部活動応援ポスター
6月の北信大会が近づいてきました。帰りの学活では、応援団による1年生への応援指導・練習の声が大きく響いています。壮行会は来週の金曜日に予定されています。
また、大会が近づいてきた各部活動への応援という意味で、今年も美術部が「各部応援ポスター」を制作してくれていました。そのポスターが昨日、昇降口に展示されました。多くの生徒がポスターに足を止めて、ポスターを指さしながら観賞している姿がみられます。美術部からの応援エールを受け、各部活動、各自が悔いのない本番を迎えて欲しいと願っています。
5/17 中間テスト
昨日、1学期中間テストが終了しました。強い南風が吹き付ける日で、南側の窓を開けるとモノが飛ばされるような強風でしたが、生徒はそうしたことを気にする様子もなく、集中してテストに向かっていました。
1年生の教室では、まだ学習範囲が少ないこともあり、テスト時間が余っている様子もちらほら見受けられましたが、できることはやったという姿がありました。
2年生、3年生の多くはすっきりした顔つきで、昇降口から部活動に急いで向かう姿が印象的でした。次は北信大会ですね。悔いの残らない取組に期待します。
5/14 Advance Time 2日目
今朝、昇降口で挨拶をしていると、1年生のある男子が昨日の「Advance Time」のデジタルサイネージを見ながら私に話しかけてきました。「緊張する。テスト。明後日ですよ。」と。さて、何と言って返していいのか、冗談の一つでも言って和ませればよかったのですが、励ますしか思い浮かばず、「初めてのことだもんね。緊張するね。今まで頑張ってきたことをそのまま出せば、きっと結果がついてくるよ。一人っきりではないし、全校中が受けるんだから、リラックスしてやろう」と、月並みな返答に終始してしましまいたが、その生徒は「頑張ります」と言って教室へ向かっていきました。
2日目の「Advance Time」。各教室で、その生徒も含め生徒達は、真剣な眼差しで机に向かっていました。
5/13 Advance Time
今年度初めての「Advance Time」(定期テスト前の自学自習の時間)が、今週月、火、水と実施されています。
今朝のデジタルサイネージを見てくれていた1年生が「今日、AdvanceTimeだ!」とつぶやいていました。そのつぶやきは「がんばるぞ」なのか「嫌だな」なのか、真意はわかりませんが、その生徒の声の張りや言い方を聞く限り、前向きな感じがしました。
お昼の放送では、係の先生から「Advance Time」の説明がありました。今回は各教室で行い、質問への対応は、各教科の先生方が各教室を巡回して対応するということでした。今日も各クラスで質問している生徒の姿がありました。わからないことが、わかるようになることが「Advance」(前進)です。学級担任・教科担任等からの声がけや叱咤激励を経て、多くの生徒が意欲を持って「Advance Time」に臨んでいます。こうした取組が一人一人の自律的な家庭学習へとつながっていくことを期待しています。
5/9 部活動と中間テスト
1年生の本入部を経て、部活動の活動時間も年度最長期間に入り、完全下校時刻は18:45になりました(1年生は今週まで17:45)。運動系の部活動はいよいよ本大会が間近に迫ってきています。6/1の北信陸上を皮切りに毎週土日に各競技毎に北信大会の日程が組まれ、球技関係の県大会をかけた最終日程は6/22,23となっています。県大会日程は6/29の県陸上を始めに、球技の多くは最終7/13,14、15になります。
来週の木曜日は1学期中間テストがあり、月から水まではテスト勉強期間ということでAdvanceタイムがあり、部活動はありません。大型連休前の朝の「Planning Time」ではフォーサイト手帳にテスト計画を綿密に立てていました。テストに向かうときはテスト勉強にサッと切り替え、テスト明けの来週木曜日からは再び部活動に全集中する。それが墨中生の「立て心よ 行け私よ」です。メリハリをつけ、やる時はやる心構えで立ち向かっていって欲しいと思います。
5/8 生徒総会
昨日、春の生徒会定期総会が全校一堂に会して、全校生徒が歌う生の生徒会歌で始まりました。4月の音楽集会での練習が生きたものとなり、体育館中に生徒達の声が響き渡ったようです。というのも、私はこの日校長会のために残念ながら出席できませんでした。役員の凜とした姿を始めとして、事前質問を含めた全校の総会に臨む姿勢が大変立派だったと報告を受けています。
今年度の生徒会スローガン「UNITY~墨中生でつなぐ一つの輪~」。UNITYを辞書で調べると、名詞で(異なるものの)一体化(した状態),統一(性),単一,まとまり、(人・組織などの)一致,団結,協力,結束、(異なる要素の)バランスの取れた一体感,調和 という意味がありました。
簡潔に的を得てるスローガンだと思います。このスローガンを受けて「特に力を入れていきたいこと」として、3つのことが上げられています。
◆「他学年と交流できる機会を増やす」(縦割り清掃、墨坂祭など)とあります。まさしく学年や学級を超えた墨中生でつなぐ一つの輪をつくるための具体的な活動に期待です。
あと2つ。「VS活動の活性化」と「SDGs」です。これらの活動も、全校としての団結や結束がさらに高まれば、活性化されるはずです。
全校が一致団結、協力、結束して様々な活動に取り組むことで、墨坂中としてのバランスのとれた一体感や調和が生み出されるのだとも思います。期待してます。
また、議案書の各委員会内容、全で読ませて頂きました。スローガンを始め、各委員会の目標と特に力を入れたいことそれぞれに特徴・個性あり、今年度の生徒会の意欲ややる気が伝わってきました。全校の英知を結集して今年度の墨坂中学校生徒会を創っていって欲しいと思います。
会長、副会長を中心にした執行部、そしてそれを身近で支える3年生全てに、墨中生徒会の本当の自治、本物の主体性と創造性の先導役を期待します。そして、その思いを受け止め、自ら行動していくことができる1、2年生であって欲しいと思います。
5/2 5月生徒会目標
5月の生徒会目標が、昇降口に掲示されました。「韋編三絶(いへんさんぜつ」という四字熟語です。「何度も繰り返し、熱心に本を読むことのたとえ。学問に熱心なことのたとえ。5月にはテストがあるので、それに向けてがんばりましょう。」と記してありました。WEBには「孔子(こうし)が、晩年、易書(えきしょ)を好んで熟読し、繰り返し繰り返しそれを読み返したので、その綴紐(とじひも)が三度も切れてしまったとある『史記』「孔子世家」の故事による。」とありました。
連休明けの5/16には中間テストがあります。3年生は復習テストとなっていて、範囲が広くなっています。
また、1年生は中学校入学後初めてのテストとなります。今朝、生活安全委員会の朝の挨拶当番の1年生と会話していたら、「明日から連休だね」という問いかけに、その生徒からは「連休明けに、テストがあるんですよ」という返事が返ってきました。
明日から4連休になります。楽しむときは楽しんで、テスト勉強する時は集中して、メリハリのある4連休にして欲しいと思います。ですが、何よりも生活の決まりを守って、楽しく安全な生活を送ってください。
4/30 交通安全教室
自分の命は自分で守るためには知識と訓練・経験が必要。今日は安全な自転車の乗り方について、主に知識を学ばせてもらいました。自分が自転車に乗っていて被害者にも加害者にもならないために、「とまる」「みる」「まつ」を必ず実行していきましょう。改めて、交通安全支援センターの方々に感謝です。ありがとうございました。
自分の命は自分で守るためには知識と訓練・経験が必要。今日は安全な自転車の乗り方について、主に知識を学ばせてもらいました。自分が自転車に乗っていて被害者にも加害者にもならないために、「とまる」「みる」「まつ」を必ず実行していきましょう。改めて、交通安全支援センターの方々に感謝です。ありがとうございました。
3つのこと、話します。というより、生徒の皆さんにぜひ実行して欲しいこと3つです。
JAF(日本自動車連盟)の調査によると、「歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の一時停止率」、昨年2023年のは全国平均が45.1(前年39.8%)です。全国でもっとも高かったのは長野県の84.4%で断トツで8年連続全国1位、ちなみに2位は石川県76.47%、もっとも低かったのは〇〇で23.29%です。なぜ、長野県はこの調査で1位なのか?
私の持論です。渡っている途中もしくは渡り終わった後、小中学生はしっかりお辞儀をして感謝の気持ちをあらわす場面が多いです。ドライバーもいい気持ちになって、横断歩道には気をつけるし、また、止まってあげたくなります。
そこで、学校入り口を始めとする横断歩道。手を挙げるなどして、しっかりと渡ることをドライバーに意思表示し、目で合図してアイコンタクトをとり、左右の車が止まったのを確認してから渡り始める。そしてお礼のお辞儀を渡りながら、もしくは渡り終えた後等でする。
2つ目、学校の入り口の通行の仕方確認です。横断歩道の位置の関係上、次のようにすることの確認です。登校時は横断歩道を渡ったら、そのまま入り口の左側(花壇側)を通行。下校時は入り口の右側(花壇側)を通ってそのまま横断歩道を渡ることは、約束です。
3つ目、学校の決まりにも明記されている「自転車のヘルメット必ず着用」。自転車乗車中の死亡率は、ヘルメット着用している時よりもしていない時の方が約2.6倍も高い。それは自転車事故死亡者の約6割が頭部に致命傷を負っているためです。こうしたことを受けて昨年の4/1から、改正道路交通法が施行され、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。つまり、ヘルメットをかぶらないのは、校則違反だけでなく、法律違反なのです。以上 3点、約束しましょう。
4/26 授業参観日・PTA総会・学級学年PTA
今日は初めての授業参観日でした。1校時から全ての授業を公開しました。午後にはPTA総会、学年学級PTAがありました。
各教室を覗いてみると、午前中も各教室に数名の保護者の皆様に参観していただきました。やはり、1年生とクラス替えのあった2年生の参観が多かったです。午後の授業参観には各学年ともに大勢の保護者の皆様に参観していただきました。参観者が20名を超える教室もありました。また、PTA総会では、昨年度はコロナ禍以来の多くの参加がありましたが、今年はさらに多くの会員の方々に参加いただき、今年度のPTA活動計画と予算が承認されました。
ご多用の中ではありますが、今後も参観日にご来校いただくとともに、PTA活動へのご協力をお願い申し上げます。
4/25 明日は授業参観日
明日は今年度初めての授業参観日です。PTA総会・学年学級PTAもあります。多くの保護者の皆様のご来校、ご参観、ご参加をお願いいたします。きっと生徒達は、はりきって授業に臨むと思います。
今日も各教室の授業の様子を少しずつ見てきました。2年生の家庭科では、コロナ禍で途絶えていた保育園実習を再開すると言うことで、遊び道具を始めとして園児が楽しめる計画を立てていました。3年生の教室からは、英語の会話の声が廊下まで響いていました。ALTとのチームティーチングで例を示した後、本時覚えるべき文法を確認してからペア等で言語活動を意欲的に行っていました。美術室では、1年生が両手で枠を作り構図の範囲を試しながら、立体のデッサンを3つの学習課題を意識しながら進めていました。音楽室からは1年生の校歌の歌声が聞こえてきました。初めて主旋律を練習したということでした。授業の週末では、クラウド上の振り返りシートの開き方を学んだ後、個々のタブを開いて、3つの観点毎に数字で自己評価をし、最後に文章で振り返りを記入していました。
きっと明日も生徒が活躍する授業が行われると思いますので、多くの方々のご来校をお待ちしております。
4/24 初めての音楽集会
今年度初めての音楽集会が行われました。コロナ禍のために、4月から音楽集会ができたのは、5年ぶりでした。昨年度も6月が最初でした。
今日の音楽集会は「生徒会歌」でした。生徒手帳に、作詞者は昭和49年度の卒業生の名があり、作曲者は昭和52年度の2年生の名前が記されてあります。生徒会歌は本校生徒の作詞作曲であるということです。合唱曲ではありませんが、中学生らしい混声の歌声が体育館に大きく響いていました。学芸委員長の初めてとは思えない進行や指導のもとに、学年毎の歌唱と他学年からの感想や助言の場もあり、充実した集会になりました。
5/7(火)には生徒総会があります。今回の集会を自信にして、全校が「生徒会歌」を大きな声で歌うことでしょう。
ちなみに、このホームページでも「生徒会歌」等を聞くことができますので、よかったらダウンロードしてお聴きください。
4/23 3年 市学力調査
市の総合学力調査が4/11に行われましたが、3年生は修学旅行でしたので、本日実施となりました。全国学調は今年度国・数の2教科でしたが、市の学力調査は5教科です。全校がテスト日課(休み時間が全て15分)で過ごしています。3年生の教室をのぞいてみると、制服姿で真剣に問題に取り組んでいました。
毎日のデジタルサイネージでのコメントに「3年生に告ぐ!第2弾。今日は学力調査の2回目です。今日は5教科全てです。10ヶ月後の高校入試もほとんどが5教科です(今年度から前期選抜にも学力検査が導入されます)。1学期中には結果とアドバイスが一人ひとりに示されます。全力で、最後まであきらめずに立ち向かってください。」と記しました。
そのコメントを読んでくれていた3年生の女子生徒から「この前の学力調査と何が違うんですか?」と質問されました。なかなか難しい質問でして、「前回は国、今回は市がやるテストで、前回は国・数2教科、今回は5教科ですね。」と答えましたが、きっとその生徒にとっては満足いく回答ではなかったと思われます。その理由はその生徒のその後のつぶやき、「一緒にすればいいのに」です。生徒からすればその通りかと思います。
学校としては、いずれの調査も生徒に還る学力調査にしていくために、結果をしっかりと分析して、授業改善にいかしていきます。
4/22 避難訓練
本年度第1回目の避難訓練が行われました。須坂市消防本部の方から、避難はスムーズに行われことを褒めていただきました。さらにと言うことで、想定外の事への対応、煙によって命を落とすことが多いこと、上へは逃げないで、下(横)に逃げること等を教えていただきました。
また、今日は初めて地区ごとの並び替えも行いましたが、短時間で行うことができました。
地震、火事は、いつ、どこで起こるかわかりません。明日かもしれないし,寝ているときかもしれません。学校にいるときかもしれません。自分の家は絶対に火事にならないとも言えません。元日のように須坂にいつ震度6や7の地震が起こるか分かりません。
避難訓練は,学校でみんなの命を守るための大切な準備です。「訓練は本番のように真剣に、本番は訓練のように落ち着いて」とよく言われます。
今日の避難訓練は点数をつけるとすると何点ですか?
80点も90点をとってもそれは0点と同じ。100点しかだめです。え、どうして?それは、皆さんの大切な命がかかっているからです。
さあ、ふり返ってみてください。今日の避難訓練 自分は何点をつけられますか。100点のでない人は、次の訓練は必ず100にしましょう。
最後に「自分の命は自分で守る」です。これは自分勝手をするということとは違います。今日であれば、放送を良く聞き、黙って先生の指示に従い、集団で避難するということです。自分勝手に動くことが自分を、友だちを危険に陥れるということです。今日は地震、火災ですが、身近なものとして交通安全があります。飛出しと自転車乗り(スピード出し過ぎ注意、ヘルメット着用、一時停止励行等)には十分に気を付けましょう。来週の月曜日には交通安全教室があります。「自分の命は自分で守る」。以上です。
4/19 中庭・授業
中庭は、2時休みと昼休みには生徒の憩いの場となっており、多くの生徒がくつろいでいます。特に1年生は南校舎の1階が教室ですので、毎年、1年生でいっぱいです。そうした中、昼休みに吹奏楽部のアンサンブル演奏が行われています。部活動の勧誘の意味もあるのでしょうが、多くの生徒達がその演奏を囲んで、演奏が終わると拍手が起こっています。
また、授業も本格的に始まりました。理科室では、1年生が一人一台の顕微鏡を覗きながら、つくし等の花粉の観察をしていました。顕微鏡の焦点が合って、花粉が鮮明に見えた瞬間に「わー おもしろい」とか「変な形ー」等のつぶやきが沢山聞こえてきました。
1年生の学級通信からです。「理科の授業でつくしの粉を顕微鏡で見ました。とても変な形でした。でも、そういうモノを見るのは楽しいと思いました。これからも授業をしっかりやりたいです。」
4/18 部活動見学
今週、1年生の部活動見学が行われています。初日はクラス毎に担任が引率して、全ての部活動を見学しました。翌日からは各自が自由に見学しています。来週からは、仮入部が始まり、体験活動を経て各自で決定してきます。5/2(木)に1学年の部活動発足式をやり本入部となります。
1年学級通信より「部活動見学がありました。どの部もみんな仲が良くて、すごく馴染めそうで良かったです。運動部はテレビで見るような動きですごいなと思いました。文化部は特に合唱や吹部は迫力があってびっくりしました。部活がとても楽しみです。」
部活動も地域移行に向け過渡期になります。昨日行われた第1回部活動運営委員会でも市の地域移行検討協議会の事務局からの説明がありました。さらに来週末のPTA総会時にも市からの説明をお願いしてあります。多くの保護者の皆様のご参加をお願いします。
4/16 4月生徒会目標
生徒会だより4月号が昇降口に掲示されました。4月の生徒会目標は今年も四字熟語でスタートでした。「合縁奇縁」です。「不思議な巡り合わせの縁」という意味だそうです。1年生は転入を含めれば7つの小学校から集まった友達との「縁」であり、2年生はクラス替えにより、4つのクラスの1/4の仲間との「縁」がそこで結ばれたことになります。
せひ、それぞれの新しい出会いを大切にして、他者関係力を深めていって欲しいと思います。
さらに生徒会だよりには各学年に向けてのメッセージが記されていました。「1年生の皆さんご入学おめでとうございます。2・3年生の皆さん進学おめでとうございます。1年生は中学生という自覚を持って行動し、2年生は後輩のお手本となるような行動をし、3年生は最高学年として墨中を引っ張っていけるようにしましょう。」
4/15 行ってきました~修学旅行
コロナが5類に引き下げられて初めて実施された「奈良京都 2泊3日」の修学旅行でした。天候にも恵まれた上に、3日間大きく体調を崩す生徒もなく、ケガもなく無事に全行程を実施できました。今年の3年生の小学校時の修学旅行は、本来の東京方面ではなく、県内1泊という小学校が多かったようです。桜が満開に咲き誇っている中での奈良京都の修学旅行。沢山のよき思い出ができたようでした。
3日間の行程の中で、実際に見ること聞くことでしか得られない古都の見学場所での感動を語っている姿、係活動を責任を持って行っている姿、時間前に余裕を持って行動する姿、友を気遣う姿、ガイドさんの話を真剣に聞く姿、反応する姿、気持ちの良い挨拶ができる姿、スリッパがきちんと揃っている姿等々、多くの素晴らしい姿を見ることができました。3学年は始まったばかりですので、そうした姿から今年度の3学年に対する期待がさらに大きくなりました。
4/5 対面式
今、生徒会主催の対面式等が行われました。
昨日、入学式はありましたが、この対面式で本当に1年生2,3年生が出会ったことを実感した人も多いでしょう。生徒会の役員をはじめとした3年生の皆さん、素晴しい会をありがとうございました。
3年生。手を挙げましょう。
学校の顔です。学校そのものです。どこに出て行っても墨坂中学校の看板を背負って頑張ってもらうことになります。今日の対面式、入学式の準備もみんなで進めてもらいました。感謝です。心を合わせることを一つの形でやります。3年生いいですか。私が「さんはい」と言いますので、1回だけ手を叩きます。やってみます。
2年生。手を挙げましょう。学校の柱です。部活動でも生徒会活動でも大切なのは3年生が学校の顔として引っ張り、2年生が柱としてそれを支えてくれることです。2年生がしっかりしている学校は倒れません。2年生も心を合わせますよ。2年生は2回です。
1年生。手を挙げましょう。学校の土台でもありますし、宝です。宝だからみんながきっと大事にしてくれます。早く中学校生活に慣れるために、2、3年生のいいところをいっぱい真似しましょう。困ったことがあったら2、3年生にたくさん質問しましょう。そして、その大事にされたり、教えてもらったお礼として、自分で考え、自分で行動していきましょう。1年生も心を合わせますよ。1年生は一番若いので3回です。
♪「自主の精神育てつつ」 築く我らの生徒会(生徒会歌)
1年生を加えて、今年1年間の墨坂中学校生徒会活動が素晴らしいものとなるよう期待します。
4/4 入学式
~前略
さて、墨坂中学校の学校教育目標は「立て心よ 行け私よ」です。この目標になり三年目を迎えます。改めてそこに込められた意味を説明します。新入生は今日ここに墨坂中学校に入学しました。今、皆さんには夢や目標がありまね。きっと、中学に入学することをきっかけに新たな目標を持ったり、将来の夢に向かってさらに頑張っていこうとする気持ちが高まったりしているのではないでしょうか。
墨坂中学校には「立志式」という二年生の行事があります。この一四歳という年齢は、自律に向けて個人的にも社会的にも重要な年齢であることから、一人一人が「自覚」「立志」「健康」をキーワードにして具体的な目標を掲げるとともに、周りの人たちもその一四歳を祝福し励ます式です。その決意を胸に刻み、三年生になり自己実現に向け、進路選択へと進んでいきます。その式で二年生は「立て心よ」という墨坂中学校の立志式のために作られた合唱曲を歌い上げます。「立て心よ」が歌い継がれて一昨年度が一一年目、つまり新たな一年目ということでもありました。聞いてみましょう。(二分)
一年生も入学時にこの歌の存在を知り、中学校に入学した今この時の志をしっかりと立てて、それに向かって努力を積み重ねていく、そして行動をおこしていって欲しいと思います。つまり一年生も「立て心よ 行け私よ」です。墨坂中学校での三年間、立志式という大きな節目としての立志はありますが、その時々の立志を大切にして欲しいと思います。
室町時代に能楽を大成した世阿弥の言葉に「初心忘るべからず」があります。この言葉には三つの初心があり、その中に「時々(じじ)の初心忘るべからず」というのがあります。つまり、時々(じじ)の初心とは、その時々(ときどき)の初心ということで、「能楽にはその年齢なりにふさわしい芸があるので、それに向かうための初心を忘れるな」というものです。「立て心よ」もその「時々の立て心よ」である必要があるのだと思います。今日から始まる中学校生活を通して、友だちや先生方とお互いに心を通わせながら、確かな自分の生き方を発見し、「立て心よ 行け私よ」を胸に刻み、二年生、三年生も含め、共に進んで行きましょう。 ~後略
3/14・15 終業式・卒業式
春の柔らかい日差しが注ぐ中、150名の卒業生が墨坂中学校を巣立っていきました。5年ぶりのフル規格の卒業式でした。60名近くのご来賓の方々にご光彩を添えていただき、在校生は合唱「卒業讃歌」を体育館に響かせる中、凜とした表情で入場し、「旅立ちの日に」を万感の思いを込めて合唱し、別れを惜しみながら、それぞれの道へ進んでいった卒業生でした。以下、前日の終業式での話です。
昨日の3年生を送る会、時には微笑ましい笑いもある中、卒業生と在校生の互いの感謝と惜しむ心が伝わってくる、心温まる会になりました。ありがとう。
3人の仲間から今学期や1年を振り返り、来る年度に向けためあてを含めた素晴らしい発表がありました。ありがとうございました。
3年生のみなさん、卒業おめでとう 1、2年生のみなさん、進級おめでとう
3年生は自分の進路実現、自己実現にまっすぐに向き合った時でした。人生の中でこんなにも勉強した時間は初めてだったでしょう。
2年生は生徒会を引き継ぎ、新しい学校のリーダーとして忙しい毎日でした。3送会の準備大変だったことでしょう。立派にでき、思いが伝わりました。
1年生はクラス替えを控えて、初めての中学生としての1年間のまとめをしっかりおこなってくれたと思います。初めての中学校に不安と期待でいっぱいだった入学式が昨日のことのようですね。
アフターコロナ元年の今年度、何よりも皆さんが学校・学年行事、生徒会、部活動、授業、係活動などで生き生きと取り組む姿や笑顔あふれるみなさんの姿を見ると、本当にうれしくなりました。
さて、2,3年生は「そう言えば去年もその前も」と思ってくれると思いますが、みなさんの1年間のがんばりや笑顔を14分ほどの写真の映像にまとめてみました。写真を並べただけですけどね。年々長くなってすみません。「Presented by 校長」です。あんなこともあったな、こんなこともあったなとこの1年を振り返ってもらえれば嬉しいです。
(映像上映)
この春休みは、4月からの新しいスタートの準備です。決して油断しないように。交通事故を始めとした事故やケガ、コロナやインフルエンザ予防対策に気をつける。しっかり勉強をする。家庭学習+30分、ぜひフォーサイト手帳を有効活用して達成する。期待と希望を持って生活する。などなどしっかりとした生活を送ってください。
明日という一日を残していますが、けじめです。1年間お世話になった先生方にお世話になったお礼の気持ちを表したいと思います。立ちましょう。
私の「ありがとうございました」に続いて「ありがとうございました」を言いましょう。それぞれの先生の方を向いてください。
1年間ありがとうございました。
明日は個人個人でお世話になった先生方にお礼をいってくださいね。
3/13 3年生を送る会
今日の6校時に3年生を送る会が開かれました。新生徒会が企画した初めての大きな集会活動でした。
吹奏楽部の演奏に合わせての3年生の入場から始まりました。新生徒会長の心のこもった挨拶がありました。
続いて1年生の発表。先日の学年ミュージックフェスで各クラスがが歌った曲と呼びかけ、そして、中学校説明会でも披露した4部合唱の校歌を発表しました。
2年生の発表では、墨坂中学校クイズが5問出題され、生徒は関心をもって4択問題に挙手していました。最後は「立て心よ」の合唱を3年生から引き継ぐといったメッセージとともに3年生に聞いてもらいました。
そして、生徒会企画として、新役員が中心となりクレヨンしんちゃんを題材とした寸劇を行い、その中での3年生の臥竜公園オリエンテーリングや修学旅行を題材とした寸劇VTRも含めて会場は笑いに包まれていました。さらに、3名の先生方も劇中に登場し、大盛り上がりの企画でした。
続いて、在校生と先生方からの3年生へのメッセージカードが披露されました。昇降口に掲示されるそうです。
これまでのお礼の意味を込めての3年生からの発表は、事前に各クラス毎の面白企画的な動画が流され、これまたかなりうけていました。そして、最後の合唱、中島みゆきの「誕生」を歌った3年生。やっぱり3年生です。合唱に厚みがあり、インパクトがあり、感動でした。目頭が熱くなりました。さすがの3年生でした。
会のまとめとして、新応援団長の先導による応援エールが贈られ、3年生が紙吹雪の中を退場していきました。
微笑ましい笑いもある中、卒業生と在校生の互いの感謝と惜しむ心が伝わってくる、心温まる会になりました。
3/11 同窓会入会式・校門贈呈式
3年生150名の同窓会入会式が、同窓会長様のご臨席していただき行われました。今年は、創立70周年記念同窓会事業としての校門建立があり、その贈呈式が全校参加の下、昇降口前で引き続き行われましたので、例年以上に「同窓会入会」という意識が高かったものと思われます。
続いて行われた校門贈呈式には、施工業者のマツナガ建設社長様、同窓会名誉顧問で設計をご厚意でしていただいた同窓会名誉顧問様にご臨席をいただきました。同窓会長様から目録が贈呈されお話をお聞きし、学校長がお礼の言葉を述べさせていただき、続いて来賓祝辞を名誉顧問様からいただき、結びに新生徒会長さんのお礼の言葉がありました。
全校生徒の皆さん こんにちは。
まず、今日の校門贈呈式にご臨席いただきました来賓の皆様をご紹介いたします。~略
本日は公私ともにご多用の中、贈呈式にご臨席いただきまして、誠にありがとうございます。心より御礼を申し上げます。
さて、皆さんが毎日の登下校時に通ってくる校門が、昨年の12月に完成、建立されました。せっかく外で式を行っているので、静かに校門の方向を見て、確かめましょう。
この校門は墨坂中学校同窓会が建立してくださったものです。誠にありがとうございました。同窓会とは、生徒の皆さんが卒業すると同時に入会していただいている組織です。今年の3年生150名の同窓会入会式が先ほど行われました。今年の3年生150名を入れて
14,105名の卒業生が同窓会会員ということです。
過去の周年記念誌を見ると、旧校舎には道路から二十メートル程入ったところに校門があったようですが、校舎改築時にその校門はなくなってしまったようです。そこで、ここ数年の墨坂中同窓会理事会において、校門建立について理事の皆様から前向きな協議がされてきました。
「学校の校門がないのは、さみしい感じがする」「旧校舎の時には校門があったと思うが・・」「市内の他の中学校には全て校門がある。校門がある小学校も複数ある」「五年後に迎える創立七十周年の記念事業として取り組んではどうか」「やるなら前倒しで早い方がいいのでは・・」等々です。
そうした話し合いを経て、今年度の理事会において令和十年度に迎える「墨坂中学校創立七十周年記念同窓会事業」としての校門建立の同意が得られ、進め方を同窓会会長様に一任されました。設計については同窓会名誉顧問様がご厚意でやっていただき、マツナガ建設様に施工をしていただくことが決まりました。
そして、校門建立の工事が十一月下旬から行われ、十二月末には校名プレートがはめられて、立派な校門が完成しました。
2月の校長講話でお話ししたように、皆さんが毎朝この校門をくぐりながら、「今日も一生懸命、勉強するぞ、友達と心を通わせるぞ、部活頑張るぞ、学校生活を楽しむぞ」と思って登校してくれること、そして、帰りには「今日も一日、頑張って授業ができたな、今日の数学の授業でわからないことがわかったぞ、今まであまり話したことのない〇〇さんと一緒に活動できてよかったな、今日あった楽しかったことを、家に帰って話そうかな」などと皆さんが思いながらこの校門を後にして欲しいという、同窓会長様始め、1万4千人余りの卒業生の思いや願いが込められています。これからも末永く大切にしていきましょう。
3/8 3年CM・奉仕作業
今日は3年生のバレーボール・バスケットボールクラスマッチが行われていました。先日までの緊張感から解き放たれた様子で、リラックスしてゆったりとした雰囲気の中で楽しんでいる様子がありました。昨日は奉仕作業も行われていて、スリッパを拭いている姿や窓拭きなど、普段できない場所や見落としている所などに手を入れてもらいました。来週は最終週、金曜日は卒業式です。
3/7 各学年クラスマッチ+α
昨日の公立高校後期選抜ですが、雪の心配がありましたが、大きな混乱もなく無事終了しました。今朝登校してきた3年生の表情は、どことなくホッとしたような、すっきりしたような感じがありました。きっと今まで頑張ってきた自分を信じて、全力を尽くしてこれたことでしょう。
一方、昨日から各学年毎の球技クラスマッチが行われています。昨日は2年生がドッチボールCMを行っていました。ケガ防止を考慮した柔らかい軽量球を使ってのドッチボールでした。各クラスとも応援の歓声を含めて、大変盛り上がっていました。
今日は1年生が、バレーボールCMを行っていました。1~3校時までがCMでしたが、4校時は学年音楽フェスという企画を行っていました。内容は各クラス合唱と卒業式に在校生が歌う「卒業讃歌」の5曲でした。各クラスの合唱は、墨坂祭に各クラスが歌った曲ではなく、その多くは2年生や3年生が歌った曲に挑戦していました。聴いていると墨坂祭から5ヶ月を過ぎた1年生の歌声は、だんだんと混声合唱にふさわしい声質に変わってきていることがよくわかりました。来年度の2学年の合唱が楽しみになりますね。
3/5 生徒会3月目標
季節感のあるイラストが添えられた「生徒会3月だより」が昇降口に掲示されています。
おひな様、菱餅、ぼんぼり、桜餅、桜、卒業証書の筒等のイラストが、周りの空気を和ませてくれています。今月の月目標は「初志貫徹」です。そこの込められた願いは、「1年を振り返り、1年生は次の学年へ、2年生は最高学年へ、3年生は新たな出会いへ向かっていきましょう」と記されています。
卒業式まで登校日数は残り8日です。「初志貫徹」今年度中にやり遂げなければならないことは、なんでしょうか?
3/4 廊下掲示~卒業・春・修学旅行
卒業式まで2週間となりました。各教室の様子を覗きに行ってみると、3年生は明後日に迫った後期選抜に向けて、引き締まった表情で机に向かっていました。体調を万全にして、今まで頑張ってきた自分を信じて全力を尽くしてくることを願っています。音楽室からは3年生の一つのクラスが歌っている「旅立ちの日に」が聞こえてきました。教室の後ろから聞かせてもらいましたが、しみじみとした思いにさせられます。
スズラン学級の廊下には、「3年間 ありがとうございました」の切り絵作品が掲示されていました。2年生の教室廊下には、4月の2週目に迫っている修学旅行に向けたポスターや学年スローガンが掲示されていました。「唯一無二~この時しかない今を 学び、楽しもう~」です。素敵なスローガンです。また、3年生廊下には、後期選抜後の今週末に行われる学年球技クラスマッチを計画と対戦表が掲示されていました。きっと、既に進路が決まった生徒中心に計画・作製されたことと思います。3年生のあるクラスの入り口の窓ガラスには、かわいらしい「おひな様」の折り紙が貼られていました。美術室前には、1,2年生の美術部員が制作した昇降口をモチーフにした「祝卒業」の大壁画が飾られていました。その廊下の談話コーナー机には春を思わせる鉢植えの花が綺麗に咲いていました。
それぞれの春に向かい、張り詰めた雰囲気と温かな思いが交差しているこの時季です。時や人や物を惜しむ心と次への期待が静かに流れ、温かな思いが通い合っていく時です。
3/1 今週の水曜日
今週水曜日の5校時には「3年生を送る会」に向けての2回目の1、2年生の合同集会がありました。本番で3年生に向けて贈る「エール」等の練習でした。生徒会が2年生にバトンタッチされ、新たな応援団長が全校の前で指揮を執った初めての場でした。3名の正副応援団長が大きな声で先導する姿に合わせて、1,2年生も一生懸命に声を出し、手を叩きながら「エール」等の練習をしていました。
一方、放課後の図書館では、学習ボランティアの方々による今年度最後の「3学年補充学習」が行われていました。熱心に関わっていただいた学習支援ボランティアの方々に感謝です。ありがとうございました。
いよいよ来週に迫った「後期選抜」。体調管理を万全にし、頑張ってきた自分を信じて、受検日までの残りの日々を過ごして欲しいと願っています。
2/26 卒業式に向けての音楽集会
先々週、卒業式に向けての音楽集会が行われました。3年生は武道場、1、2年生は体育館に分かれての集会でした。それぞれに「旅立ちの日に」と「卒業讃歌」の練習でした。3年生の「旅立ちの日に」は、この3年間のコロナ禍でも卒業生が歌ってきた定番曲です。一方、在校生の歌は、ここ3年間、コロナ禍のため実施しませんでした。さらに、音楽の先生曰く、今年度の曲は初めて挑戦する新しく難しい曲であるとのことです。
今年度の卒業式は、この在校生の合唱曲を含めて、コロナ前の式次第に戻る予定です。来賓への案内状もコロナ禍前の範囲に戻し、既に発送済みです。ぜひ、大勢の方々にご臨席いただき、卒業生の門出を見守っていただき、心温まる卒業式になることを願っています。
2/22 3年生のいない委員会活動
昨日の生徒会委員会活動は、3年生が参加しない、1・2年生のみの委員会でした。各教室を覗いてみると、普段はほぼ教室いっぱいに生徒がいますが、1/3の生徒がいない教室はなんとなくさみしい感じがしました。
しかし、活動の様子を見ていると、2年生の正副委員長が先頭に立ち、司会進行や活動の指示を的確にしている様子がありました。1・2年生の生徒は何を思いながら、活動していたのでしょうか?
ふと、2年生の立志式で紹介した次の歌詞が浮かんできました。
「君のいない 明日からの日々を
僕は/私は きっと □□□□□□□□□□□□□□□□□□」
『正解(18FES ver.)』 by RADWIMPS
2/20 充実の後期縦割清掃
2年生が清掃リーダーとなった「縦割清掃」が今日で終了します。今回の縦割清掃の計画には次のようにありました。
◆現地黙想
◆分担毎 毎日 振り返り ・先輩の姿に学べたか ・後輩に姿で伝えたか
・ひざつき4回がけ(床掃除がないでは同等と考える内容も明示)
各分担区では、先輩から学ぶ姿と後輩に伝える姿が、静寂の中に交差していました。目的が達成されている後期縦割清掃です。
2/16 校長講話
今年度最後の校長講話を行いました。今回は、図書館にある、寄贈された一つの「文庫」と同窓会によって建立された「校門」との関わり、そして、そこに込められた願いについて話しました(その文庫を寄贈していただいたAさんの承諾を得て行いました)。詳しい内容は生徒の皆さんからお聞きください。最後のくだりを掲載します。
皆さんが毎朝この校門をくぐりながら、「今日も一生懸命、勉強するぞ、友達と心を通わせるぞ、部活頑張るぞ、学校生活を楽しむぞ」と思って登校してくれること、そして、帰りには「今日も一日、頑張って授業ができたな、今日の数学の授業でわからないことがわかったぞ、総合では今まであまり話したことのない〇〇さんと一緒に活動できてよかったな、今日あった楽しかったことを、家に帰って話そうかな」などと皆さんが思いながらこの校門を後にして欲しいという思いや願いなのでしょう。
ぜひ、Aさんの思いや願いを、今の墨坂中学校の生徒の皆さんに知って欲しいと思って、お話ししました。
ぜひ、この文庫の本を一人でも多くの皆さんが読んでもらうことで、自分と友達の命の大切さにについて考えて欲しいし、毎日校門を通る中で、同窓会を代表してのAさんの墨坂中学校や墨坂中学校生徒に対する崇高な思いと願いを感じて欲しいと思います。
最後にその「文庫」にある金子みすゞさんの絵本の中から「こだまでしょうか」という詩をを紹介します。
「遊ぼう」っていうと 「遊ぼ」っていう。
「ばか」っていうと 「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと 「もう遊ばない」っていう。
そうして、あとでさみしくなって、
「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、いいえ、だれでも。
隣の友達、クラスの仲間、学年の友達、全校の仲間、そして、自分を大切にしたいですね。
2/13 生徒会 2月目標
新生徒会の2月の月目標が、生徒会だよりに掲示されました。「夜明け前が 一番暗い」です。そこに込められた意味は「苦しい状況はずっと続くわけではなく、耐えれば必ず良いことがある。2月は受験や今学期最初で最後のテストがあります。大変だと思いますが頑張りましょう。」と記されていました。
「明けない夜はない」ということですね。後期選抜を控えている3年生、春はそこまで来ています。自分を信じて、あせらず、一日一日、自分のできることを精一杯やっていきましょう
2/9 中学校説明会
今週火曜日に、中学校説明会がありました。来年度入学予定の6年生が参加しました。今までの3年間はコロナ対応のため、対面で生の校歌合唱はできませんでした。保護者の皆さんにだけ来校していただき、中学校生活の案内をDVDに録画して各小学校に届けたこと、来校はしていただいても授業見学はなく、中学生による説明は短時間で行ったこと等々、過去3年間は制限のある中での説明会でした。
今年度は4年ぶりに、1年生による「校歌」の4部合唱が披露されました。続いて、1学年生徒会による中学校生活の説明がありました。プレゼンテーションと実物とを混ぜながら、わかりやすく説明がなされ、6年生は集中して聞いている様子がありました。
小学校生活のまとめをしっかりして、期待と希望をもって中学校に入学してきて欲しいと願っています。
2/7 2学年 立志式
月曜日の参観日に、2学年では本校伝統の「立志式」が行われました。全体会では、美術部が制作したステージバックがお披露目され、その壁画に寄せた思いや願いを美術部員が発表しました。見事な絵が描かれており、まさしく鯉が滝を登り龍となって飛び立っていく「登竜門」をモチーフとした壁画でした。その後、学年代表の決意発表、♪「立て心よ」の合唱と続きました。教育長先生からご指導をいただいたことが成果となってしっかりと表現されていました。続いて、各クラス代表5名が立志の決意を発表しました。自らの生活の具体をもとにした強い意志を感じさせる内容でした。
全体会の後、各クラスに戻り、お家の方々の前で、自らの立志の決意を自筆で記した短冊とともに発表し合いました。2年生はこれから学校の顔となり、機関車となって墨坂中を引っ張って行ってくれます。ぜひ、これからの1年間を登竜門と心得て、学習に、生徒会に、部活動に「立て心よ 行け私よ」の精神で励んでいって欲しいと思います。
2/5 能登半島地震災害義援金 募金
JRC委員会では、年間計画の中でこの時期にはユニセフ募金を行う予定でいましたがが、今回の能登半島地震の災害義援金としての募金に変更しました。計画書には以下のように記されています。
目的 「全校のみなさんからお金を集め、能登半島地震で被災された方々を支援する。能登半島地震で被災された方々のことを考え、被災された方々の為に、自分たちに何ができるのか深く考えてもらうため。」
期日 2月5日(月)~2月13日(火)
(※8日はテスト、10・11日は休日・ 12日は祝日のため行いません) 時間 朝7:40~8:05 場所 昇降口
活動内容 ・呼びかけポスターの作成および呼びかけ(JRC委員会・放送委員会)
・朝、全校の皆さんに募金をしてもらい、集まったお金を日本赤十字に送る。
初日の今日、正副JRC委員長の呼びかけに応え、多くの生徒が朝の昇降口で募金をしてくれていました。募金は始まったばかりです。地理的にも、部活動の大会範囲的にも近い北信越地域で起こった今回の能登半島地震です。毎日のように被害の様子、被災された方々の声や姿が心に迫ってきます。ぜひ、多くの皆さんからの支援を宜しくお願いします。
また、今日は今年度最後の学級PTAでした。学年・学級PTAの折に、保護者の皆様にも義援金をお願いしたとところ、多くの方々が賛同していただき、お心をお入れくださいました。重ねて感謝申し上げます。ありがとうございました。
2/2 技術~竹とんぼ
中庭をふと見ると、3年生の女子生徒が何やら楽しそうに上方を見たり、何かを追いかけたりしていました。よく見ると、竹とんぼを飛ばしていました。
技術科で竹とんぼを製作したようです。小刀やカッターナイフで竹とんぼの羽を自ら削って製作していました。製作の様子を見ていると、左右、裏表を均等に削っていくことがコツのようで、なかなか難しい様子でした。
昨日は公立高校の前期選抜でした。そこに挑んできた生徒も多くいます。無邪気に竹とんぼを追っている姿を見ると、日々のそうした緊張感の中にも、ホッとする光景のように感じました。頑張れ、3年生!
2/1 音楽~箏
1年生が音楽で箏の授業をしてました。「♪さくらさくら」でした。3人一組になって、交代で練習していました。押手という技を使って、「♪霞か雲か」の部分に挑戦していました。押手のタイミングと押す強さがポイントのようで、3人組の中で演奏を聴き合いながら、アドバイスをしあうことで、上手に弾けるようになっていきました。そして、音楽の振り返りは、いつものクラウド上のスプレッドシートです。みんな、慣れたものです。流石!
その様子を昇降口のデジタルサイネージで紹介すると、3年生がその写真を見ながら、「懐かしい~」「また箏を弾いてみた~い」と言っていました。
1/30 SOSの出し方教室
スクールカウンセラーの先生に、ワークショップを行っていただきました。アイスブレーキングで後出しジャンケンをした後に、本題に入っていきました。
ある出来事として「帰り道、すぐ前を歩いている仲の良いAさんに後ろから声をかけたのに、無視されてしまって、Aさんはそのまま歩いて行ってしましました。」という設定で、いくつかの例示されたその時の感情をレーダーチャートに書き込みました。自分は何をどう感じているのかを目に見える形で知るために、それを数人で見せ合って感想を発表し合いました。人の感じ方はそれぞれ違うので、自分の気持ちをコントロールするには、今の気持ちを知って、そこからその気持ちを素直に伝えることが大事だということです。
また、日頃から友達関係をよりよいものにしていくには、元気になるような、あたたかい気持ちになれるようなメッセージを伝えることが大切だということで、クラスの友達へ応援や感謝のメッセージを書き、伝え合いました。きっと生徒は、伝えた人も伝えられた側も心があたたかくなったことでしょう。
1/26 立志式事前指導
2年生の立志式に向けた事前指導が水曜日のありました。先週の高校3年生の5名のお話を聴く会に続いてのものでした。毎年の恒例になっている「教育長先生の合唱指導とお話」です。合唱曲は勿論「立て心よ」です。
この曲「立て心よ」は、12年前、教育長先生が墨坂中学校の校長だった時に、唐沢史比古先生にお願いしてつくっていただいた曲です。2年生が2月の立志式でこの合唱を披露するにあたり、教育長先生にご指導していただいています。今年の2年生もその機会を得ることができました。毎年感じることですが、教育長先生のご指導によって生徒の合唱は格段にレベルアップすることが、素人の自分にもよくわかるのです。今年も例に漏れず、聴いていてそれがよくわかりました。2/5本番の立志式が楽しみです。
1/24 保護者アンケート ~記述から
校門西側フェンス工事もだいぶ完成に近づいてきました。
さて、2学期末に行った「学校評価アンケート」にご回答いただき、ありがとうございました。9割を超える回答をいただきました。その詳細については追って学校便りに掲載しますので,ご承知おきください。
今年度は記述欄に「本年度の教育活動で良かったとお感じになる点や次年度も継続して欲しい活動等についてご意見下さい」と「本年度、生徒の様子(ご自身のお子さんでも他のお子さんでも結構です)で心動かされたり、ハッピーになったりしたエピソード等がありましたらご紹介下さい」を新たに設けました。そこに記された記述をいくつか紹介します。こうした記述をいただくと、職員も生徒もうれしくなり、明日への活力が湧いてきます。ありがとうございます。
◆音楽会を鑑賞させていただきました。全生徒一人一人がしっかりと合唱に参加しており、迫力ある歌声に涙が出てしまいました。来年は祖父母も誘い鑑賞させてもらいたいです。
◆クラスの異性の友達と歩道ですれ違った際、こちらは母親と一緒で、友達は集団でした。年頃なのか?恥ずかしかったのか 挨拶もなくすれ違いました。すれ違い座間に、私と目を合わせて優しい笑顔でニコッとしてくれて、声を出さずにさり気ない気遣いに感じました。粋な計らいができる中学生にあっぱれでした。すれ違ってから、子どもがクラスの人と言いました。
◆部活動の見学に行った時に、先輩の挨拶が大きくて爽やかだったのが印象に残っています。我が子もこんな先輩たちのようになったらいいな~と思いました。
1/22 2学年 高校3年生のお話
先週木曜日の5・6校時、2学年では、現在高校3年生の墨中卒業生、5名に来てもらい、中学校時代から現在に至るまでの話を聴きました。2週間後に迫った立志式に向けての授業の一つとして行われました。高校3年生の堂々とした話しっぷりからは、自らの選んだ道と現在の自分に対する自信と誇りのようなものを感じました。それを受けた2年生の姿勢はとても真剣であり、一生懸命にメモをとる姿や質問をする姿がありました。自分の今後にいきる貴重な時間になったことでしょう。
司会は各クラスのルーム長が行い、次のような流れでした。
① まず初めに、立志式に関わって〇〇先輩が考えたことを教えてください。
② 次に、立志式から4年経って、自分が続けてきたことや自分の変化を教えてください。
③ 私たちは「憧れる人物やそのエピソード」からも自分の生き方を考えています。
④ 〇〇先輩のこれからの抱負を教えてください。
⑤ ○○高校(高等専門学校)での学びについて教えてください。
⑥ 最後に、これから立志式を迎える私たちへのメッセージをお願いします。
⑦ 何か質問のある人はいますか。
1/18 書き初め展
1,2年生の各クラスには冬休みに取り組んだ「書き初め」が展示されています。国語科の先生に聞いたところ、認める文言は例からの選択だそうです。1年生は「不言実行」が多かったですが、中には「文武両道」もありました。2年生は「大志を抱く」と「新たな目標」でしたが、立志式ともつながる書き初めにふさわしい文言でした。国語科では「書き初め展」ということで、この後、賞を設けるようです。2/5の参観日まで掲示するそうです。
1/15 うれしい連絡
今朝、通学区内の小学校の教頭先生から、本校に次のようなご連絡いただきました。
「今朝、校舎周辺の歩道を雪かきをしていたら、墨中の女の子が、通りすがりに『ありがとうございます』と言って通っていきました。当たり前なのかも知れませんが、雪かきをしている人に普通にお礼を言って通り過ぎることができる彼女がとても素敵な人に思えました。誰かも何年生かもわからなかったのですが、本校の前を通っていきましたから、きっと本校の卒業生なのだと思います。中学生らしく成長させていただいているんだなということも感じました。曇天の寒い朝ですが、この女の子のおかげで、朝からとても清々しい気持ちになりました。」
職員朝会で、教頭先生が先生方に紹介してくれました。早速、朝の学活で生徒達に各クラスで話してもらっています。気持ちのよい月曜朝になりました。
今日から、校門通路西側のフェンス取り付け工事が始まりました。1/24(水)までの工期ということです。ご来校の際は,気をつけて通行してください
1/11 新生徒会だより1号
2年生が生徒会を引継いで初めての「生徒会だより」が昇降口に掲示されました。1月の目標は「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も」です。意味として「できそうもないことでも、その気になってやり通せばできるということ。何事にも挑戦していきましょう。」とありました。
この文言ですが、18世紀後半の米沢藩主 上杉鷹山の有名な短歌であり、続きの下の句があります。「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」です。
鷹山は、破綻していた藩の財政を、徹底した倹約政策で立て直した名君として知られています。家臣に教訓として与えたとされるのがこの言葉です。
その鷹山より時代が遡った戦国時代の武田信玄が残したとされるものの中にも似た文言があります。「なせば成る なさねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人のはかなさ」です。これは少しニュアンスが違い、努力せずにあきらめる人の気持ちを嘆き、戒めています。
新年にふさわしい目標だと思います。何事もすぐにあきらめずに、立ち向かっていきましょう。
1/9 3学期始業式
新しい年を迎えましたので新年の挨拶をしたいと思います。
「新年 あけましておめでとうございます」
と、言ってはみたところですが、心から「おめでとう」とは、なかなか言えない現実があります。元日の夕方に起こった能登半島大地震、須坂、高山は数字上は震度3ということでしたが、かなり長く大きな横揺れがあり、ここ数年感じたことのない恐怖を感じました。日を追う毎に明らかになってきている石川県を始めとする北陸地方の被害の甚大さに、心が痛む新年となりました。今後、自分にできることは何かを模索し、実行していこうと思っています。
さて、皆さんはどんなお正月でしたか。短い期間でしたが、きっと楽しい思い出ができたことと思います。私は皆さんがケガや事故もなく元気で登校してくれたことを本当にうれしく思います。
本年、墨坂中学校の生徒の皆さんと先生方、そしてそれぞれのご家族の皆さんが健康ですばらしい一年になることを祈っています。
さて、今日から3学期が始まります。47日しかありません。とても短い学期です。しかし、3学期は、とても大切な学期です。なぜでしょう?
1つ目は1年間の学習や生活のまとめの学期だからです。2つ目は卒業・進級につながる学期だからです。3つ目は来年度に向けて準備の学期だからです。
先ほど、各学年の3名の皆さんが代表で3学期や今年に向けての決意を述べてくれました。自分の目標について発表してくれました。また、聞いていた皆さんもきっと自分と重ねて真剣に聞いてくれたことと思います。
3名それぞれに、自分の生活を振り返ることからでてきた確かな目標ですね。素晴らしいです。きっと皆さんも、2024年 令和6年の年頭にあたり、それぞれ新年の誓いを立てたことでしょう。ぜひ、それに向けて具体的に動いてください。
さて、今年の干支は何ですか?そうです。辰です。十二支の内、唯一架空の動物ですが、いろんなことわざや昔話や故事に登場しますね。
今日はその辰年にちなんで「竜」の字がついた故事成語について話します。これですが、なんと読みますか?「画竜点睛」(がりょうてんせい)と読みます。12月の生徒会目標に掲げられていましたね。
この言葉、まず色々と間違いやすいですよね。「がりゅう」ではなく「がりょう」、晴れるの「晴」ではなく「睛」ですので注意して下さいね。睛の字は「ひとみ」の意味で、”目”を表しています。ちなみに12月の生徒会目標の画竜の竜の字は、簡体字:難しい漢字を簡単に略した字体だそうです。
この「画竜点睛」の故事は次の通りです。~故事の説明は略~
このお話から、画竜点睛という故事成語が生まれました。その意味は、「物事の中心となる大切なところ」「最後に大切な部分を付け加えて、物事を完全に仕上げること」「最後の仕上げ」という意味です。
「画竜点睛を欠く」という使われ方も多いので、合わせて覚えておきましょう。意味は「肝心な仕上げができていない」「詰めが甘い」という意味です。
始めに話したように、皆さんにとって3学期は1年のまとめの学期です。3年生は特に中学校生活、いや義務教育の仕上げの学期です。全校生徒の皆さん、最後の仕上げ、画竜点睛をしっかり意識して「立て心よ 行け私よ 行けあなたよ」を実行し、充実した3学期を過ごしましょう。
12/26 2学期終業式
まず最初に、校門についてです。本校には校門がありませんでした。市内のほとんどの小中学校には校門があります。そうしたことに心を砕いてくださったのが本校の同窓会の皆様です。同窓会とは、本校の今までの全ての卒業生が会員の組織です。昨年度末で13792名の卒業生がいます。その方々全ての思いと願いが込められた校門です。末永く大切にしていきましょう。完成をお祝いする贈呈式を3月に行う予定でいます。
さて、今、2学期のまとめの発表がありました。3名とも、2学期の生活の中からしっかりと自己を見つめて、次へのめあてを見据えています。すばらしいことです。ぜひ、具体的に動いてください。
今日で2学期が終わります。みなさんは何を思い出しますか?全校のみんなの力を合わせた墨坂祭がありました。閉祭式のエンディングを思い出す人も多いと思いますが、あの雰囲気に象徴されるように、3年生のリーダーシップのもと、464人一人ひとりの力を結集して、テーマである。「Discover~君とまだ見ぬ世界へ~」が実現されました。それにより、友や先生方とさらに心を通わせて、クラス、学年、全校の絆が強くなりました。部活動では1・2年生の新人戦がありました。各部とも全力を尽くし奮闘しましたが、きっと満足はしていないと思います。「臥薪嘗胆」「捲土重来」、ぜひ、これからの冬場、限られた時間の中で、感染症対策を万全にして、何をいかに為していくか、顧問の先生や仲間と伝え合いながら切磋琢磨していってください。
また、日々の学習についても頑張っている友だちもたくさんいます。
2年生の学級通信からです。「期末テストがありました。今回のテストは結構計画的に勉強できた気がします。やっぱりやった分だけわかるっていうのを改めて感じられました。3年生に向けてこれからも計画的にやっていきたいです。」
3年生は勿論、自らの自己実現のために受験勉強の下に、自主学習を具体的に計画実行していることと思いますが、1、2年生も、フォーサイト手帳を自分で工夫し、宿題だけでなく毎日の家での生活や学習スケジュールをしっかりと見据えていくことが大切になってきますね。
さて、6月にも行いましたが、11月にも生徒の皆さんに学校評価アンケートを行ってもらいました。その結果について、学校便りには掲載しましたが、今年も改めて生徒の皆さんにお話しします。
今年度も「墨坂中学校の私たちが高め合う3つの力」として、「考えてやり抜こう」「伝え合いわかり合おう」「よりよい自分を創り、自らを好きになろう」と言う合い言葉のもと
「問題解決力」「他者関係力」「自己更新力」をつけていくことができるように、各教室に掲示して高め合ってきました。
それらの3つの力が皆さんについてきたかどうかを確かめるために、皆さんに評価してもらったアンケート項目について、【評価指標】と言っても難しいですが、簡単に言うと合格の点数を決めました。その合格点数と皆さんが答えてくれた「できている」「まあまあできている」を合わせた数字とを見比べながら話したいと思います。
まず「問題解決力」です。「⑨授業では、先生の話や友だちの発表を聴くことができる。」は99.5%であり、皆さんが落ち着いて学習をしていることがうかがえます。その上で「⑯授業の内容がわかる。」は90.5%となり、【評価指標】の90%を超えました。先ほどの「あゆみ」に記した友達のように計画的に学習を進めている人が増えていますね。
次に、「⑩授業では,質問したり意見を述べようと努力したりしている」が88.2%で、わずかですが【評価指標】に届きませんでした。自分の疑問や思いを声に出していくことは、まさしく問題解決の第一歩です。引き続き、「墨中授業の3『ある』,つまり「問いや願いがある授業」「友との対話がある授業」「振り返りがある授業」を先生方は心がけますので、生徒の皆さんも自分からより前向きに意見や質問をしていきましょう。
次に「他者関係力」です。「②学校には相談できる友だちがいる」については,94.2%と多くの皆さんが良好な友達関係を築いています。【評価指標】の90%を上回り、昨年度よりも1.2ポイント上がりました。さらに「⑳生徒会や学級の活動などは、互いに協力して行われている」では97.6%となり,これも【評価指標】の95%を達成しています。コロナ禍の制限もほぼなくなったり、今年度から各クラスが意欲的に取り組んでいる学級総合の中で、友人関係が広がり、深まっていることを嬉しく思います。また、生徒会活動や学年行事、クラスの当番活動等で、皆さんが互いに協力し合っていることがわかります。反面、友達関係等で悩んでいる人は遠慮なく先生に相談してください。先生方は親身に、一緒にその悩みの解決を図っていきます。
「⑰進んであいさつすることを心がけている」では,93.9%となり、昨年度よりもわずかですが1.8ポイント低くなり、【評価指標】である95%を下回りました。気持ちよいあいさつとはどういう挨拶でしょうか。私は明るく元気な挨拶は勿論ですが、相手より先に挨拶することが大切だと以前から思っており、心掛けています。生徒の皆さんも「3m先 自分から 誰にでも 挨拶を」を実行しませんか?そして、さらに挨拶があふれる墨坂中にしていきましょう。
3つ目の「自己更新力」についてです。今年度アフターコロナ元年ということで以前のような活動が戻ってきました。その中で「①学校に来るのが楽しい」の項目が、88.4%となりました。【評価指標】である90%にわずかに届きませんでした。この項目は校長先生としては、一番の願いであり「墨坂中学校がよかった」と皆さんが思ってもらえるようにしたいと思っています。全員がそう思ってもらえればそんなに嬉しいことはありません。楽しいと答えることができなかった皆さんには申し訳なく思います。すでに担任の先生からお話があったと思いますが、その生徒の皆さんの声に耳を傾け,生徒の皆さんがより学校に来たいと思えるように努力しますので、悩み等を相談してください。
次に「⑬宿題以外に、予習や復習など自分で考えた学習を家でしている。」が70.7%となり、【評価指標】75%を下回りました。また、昨年や今年の1学期と比べて5.1ポイント下がってしまいました。この項目は墨坂中学校にとってここ数年来の大きな課題でもあります。ですので、評価指標も他の項目よりも低く設定して、スモールステップで改善を図ろうとしているものです。10月に行ったフォーサイト手帳や家庭学習についての全校集会と学年集会をもう一度振り返り、自らの家庭学習を見直してみましょう。まずは、「宿題以外に家庭学習プラス30分」を毎日実行しましょう。3年生はプラス30分では不安ですよね。これが実現できればテスト点も必ず上がります。テスト点が上がれば、自己実現にも近づきます。学年別に見ると1年生70.9%(しかし昨年の1年生77.6%)、2年生66.7%(しかし昨年の2年生67.6%)、3年生74.1%(しかし昨年の3年生81.2%)となっています。この数字を見て、「あららら・・まずいわ」と思ってもらえるでしょうか。今からでも遅くはありません。言うまでもないですが、3年生はラストスパートです。1、2年生は3年生の12月はあっという間に来ますよ。生徒会も含めて墨中を託され、墨中の顔、機関車となるのは2年生です。自らの柱が立つ土台をしっかり固めるのは1年生です。1,2年生、具体的に動こう。期待しているぞ。やらされる学習ではなく、つまり宿題だけでなく自分から計画を立てて苦手なところを復習する、明日の授業の予習をするといった習慣が多くの皆さんに身につくために、フォーサイト手帳を工夫して使っていきましょう。フォッ君も応援しています。なりたい自分になるために「立て心よ 行け私よ」です。
「⑱力を込めて4回がけ」を意識して清掃に取り組んでいる。」は、84.7%となり、【評価指標】である80%を超えました。また、昨年度の77.1%も超えました。生徒会の今年の重点の一つ「自分と校舎を磨く無言清掃」について、整美委員会が中心となって、呼びかけや縦割り清掃に取り組み、それを各学年、各学級で正面から受け止めて取り組んできた成果ではないでしょうか。3ヶ月後には卒業を迎え、義務教育を終えようとしている3年生は、今までお世話になった校舎に対する自らの心を見つめ直し、あなたたちが定めた重点目標「自分と校舎を磨く無言清掃」の仕上げとして、今まで以上に自らの行動に表して欲しいと思います。そうした姿を1,2年生はお手本にすることでしょう。
最後に二人担任制やローテーション担任制については,よいとする具体的な意見が昨年度よりも多く見受けられました。昨年度より1.6%上がり、【評価指標】の90%を超えた
91.3%の皆さんが、より多くの先生と接する機会が増えていることを実感しています。今後も多くの先生方により、生徒の皆さん一人一人の声に耳を傾け、寄り添った支援をしていきたいと思います。
明日から始まる冬休みは、普段忙しい中学生の皆さんにとっても、いちばん家族とゆっくりできる時間です。どうか家族との時間を大切にしてください。休み明け1月9日から始まる3学期は、授業日数が47日という短いまとめの学期です。新しい年への夢、エネルギーをもって、特に3年生は大願成就へ向けてこれだけ頑張れたという自信をもって、登校してきてください。進路通信「夢に向かって」には「なんとかなるとを思わないでください。皆さんがなんとかするのです。あれだけ本気で頑張ってきたんだからという自負が自信に変わるのです。ここからが正念場です。ここを踏ん張れないとここ一番で踏ん張りがききません」と記されていました。
感染症予防対策を引き続きしっかりと行い、病気や怪我にはくれぐれも気をつけましょう。それでは皆さん、良いお年をお迎えください。
12/22 月曜日(12/25)の昇降口DS(Digital Signage)
昨日記した「そんな光景に触れながら、来週12/25(月)の昇降口デジタルサイネージ画面では、O. ヘンリーの「賢者の贈り物」を紹介しようと思いたちました。」ができましたので、一足早く公開します。
生徒達が目線を画面に向けている姿、足を止めて見てくれる姿、友達同士で画面を指しながら談笑している姿等を見ると、嬉しくなります。
12/21 その季節ですね。
昨日、校内を歩いていると、週末にやってくるChristmas関係のいくつかの姿やもの・ことに出会いました。
まず、ポプラ、コスモス、スズラン学級で、Christmas Cakeを作っていました。1時間の見通しを全員で確認し、それぞれが分担を任され、調理に取り組んでいました。おいしそうな苺入りのCakeが出来上がりました。
3年生のある教室入り口の窓には、Christmasを飾る雪のマークやツリーが飾られていました。
2年生の教室からは、どこかで聞いたことがある英語の歌が聞こえてきます。生徒も一緒に歌っています。覗いてみると、YouTube動画でワムの「Last Christmas」が流され、それに合わせて、生徒が一緒になって歌っていました。サビの部分が何回か繰り返されているので、その部分を歌う生徒達の声はだんだんと大きくなっていました。この曲は私の学生時代に流行った失恋の曲だと記憶しています。今から40年も前の曲ですが、この季節になるとテレビ等から必ずと言っていいくらい聞こえてくる曲ですので、生徒達もしっかり歌っていました。
そんな光景に触れながら、来週12/25(月)の昇降口デジタルサイネージ画面では、O. ヘンリーの「賢者の贈り物」を紹介しようと思いたちました。
12/19 生徒会サミット
今年度最後の生徒会サミットが、昨日開催されました。次年度に向けて各校の2年生の新役員も顔を揃え、総勢24名の生徒が参加しました。今年度の当番校が本校ということで、生徒会3役が事前準備や会場設営、進行を意欲的に行ってくれました。内容は各校生徒会の今年度の活動報告と来年度の4校協力して行う活動の検討でした。
各校とも今年度の活動報告では、それぞれの生徒会の特色が見られ、各校とも5分という時間では語り尽くせない充実した活動が繰り広げられたことが伝わってきました。各校のSDGsにつながった活動や活動のネーミングひとつとっても2年生の新役員にとって、来年度の活動に大いに参考になる発表でした。また、来年度の4校協力しての活動では、各校からいくつかの提案がなされましたが、そうしたことを参考にして、今年度の3月春休みに行われる新年度1回目のサミットで具体的な方向が協議されます。来年度は東中学校が当番校になります。
教育長先生のまとめのお話です。①各校とも素晴らしい活動が展開された。これはいいな、これは大切だなと思ったら、まず、役員がやってみる。そうした姿を見れば、次にやる人がつながってくる。②4校で協力して行ったことを市民にもアピールして欲しい。そして、市民の皆さん一緒にやりませんかと発信していくことで、SDGsがさらに前進していく。③委員会同士が連携して活動を展開することで、活動がより充実していく。
そして最後に東井義雄先生の言葉を紹介していただきました。「太陽は 夜が明けるのを待って昇るのではない 太陽が昇るから 夜が明けるのだ」新役員の皆さんへのエールです。
12/15 校門竣工
昨日、校名プレートができあがり、校門へのはめ込み作業が完了しました。やはり、校名プレートがはめ込まれると、どっしり感がましました。改めて、同窓会会長様、設計を担当してくださった名誉顧問様、理事会の皆様、施工をしてくださったマツナガ建設様、そして昨年度末時点での13,792名の卒業生の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
5年後に迎える創立70周年記念同窓会事業として行われたものですので、70周年記念式典等では改めてお披露目がされるということですが、今年度の3月には卒業生の同窓会入会式も含めて竣工式を行う予定でいます。
【同窓会の皆様=13,792名の卒業生の皆様】の思いと願いが込められた校門です。末永く大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。
12/13 生徒総会
昨日の5・6校時に生徒総会が行われました。全校が体育館で一堂に会して行う予定で、役員生徒は先週からリハーサル等の準備をしてきましたが、感染症拡大防止のためMeetを使ったリモートでの総会となりました。各教室からの質問や意見、採決等スムーズに行われている様子に触れて、コロナ禍でのリモート集会の経験やKnow-howがいかされていることを実感しました。以下、生徒総会での私の話です。
インフルエンザの感染防止のために、今日の生徒総会がリモートに変更になりました。急遽の対応でしたが、役員始め全校の協力で、的確に実施され、中間活動報告が採決・承認されました。役員の皆さんは全校が一堂に会する中で最後の総会を実施したかったと思います。その思いを2年生、1年生はしっかり受け止めて、3月までの3ヶ月を活動して欲しいと思います。
さて、生徒会スローガン「Focus ~全員に焦点を 全校で生徒会を~」のもと、この議案書に記されている「各委員会の活動」。そして「Discover~君とまだ見ぬ世界へ~」のテーマのもと、一人ひとりが意欲を持って参加できた「墨坂祭」。いずれも、墨坂中生徒会が今まで大切にしてきたものと、今年度の生徒会長を始めとする3年生の特色が表れていた活動でした。また、今回の議案書。どの委員会もとても丁寧にまとめられており、そこからも、3年生の生徒会に対する思いが伝わってきました。
今年の生徒会が特に力を入れることとして取り組んだことは、清掃 VS活動 SDGs を前進させるということでした。SDGsの推進については、各委員会の活動内容と絡めた先ほどの本部会からの発表で大変よくわかりましたね。私からは、清掃について少し話をします。
5月の生徒総会議案書の重点活動として「自分と校舎を磨く無言清掃」がありました。あなたは、自分と校舎を磨くことができていますか?今年の整美委員会は、清掃ロッカーの清掃や整頓、縦割清掃への取り組みや呼びかけ、傘立ての整理整頓等、委員長を中心に気持ちを込めて精力的に活動をしてくれました。ありがとう。
~中略~
11月に行った生徒評価アンケートの⑱番「力を込めて4回がけ」を意識して清掃に取り組んでいる」の「できている」「まあまあできている」と答えた肯定的回答は、84.7%であり、昨年度の77.1%を超えました。多くの生徒の皆さんが自分と校舎を磨いているのだと思います。
さて、アフターコロナ元年の今年、今後の生徒会活動の礎となる活動を創り上げてもらい、目標を達成することができました。そこに、本当の自治、本物の主体性、そして新たなものを創り出していく創造性等の一端がありました。こうしたことを成し遂げてきた3年生から学んだよさを、ぜひ、引き継いでいって欲しいと思います。
今、3年生からバトンを引き継いだ2年生。先日、相生会長を始め役員の3人が校長室に挨拶に来てくれ、力強い抱負を語ってくれました。ぜひ、3年生の良さを引き継ぎながらも、今の2年生らしさ、特色をしっかりとだしていって欲しいと思います。任命式でも言いましたが、ただ活動をすればいいということではなく、ぜひ、一つ一つの活動が、さらに「魂」「心」がこもったものであって欲しい、魂、心が入っているということが表に現れるものにしてほしいと思います。そのためにはどうしていけば良いのかを具体的に考え、チャレンジしていってください。
それでは、墨坂中の顔として表に立ち、機関車として全校を引っ張ってきてくれた3年生に、「今までありがとう、今度は2年生、1年生ががんばります」という意味を込めて全員で拍手を送りましょう。校地南側の百々
12/12 土手階段
校地南側の百々川右岸堤防に、丸太を埋め込んだ階段が設置されています。米持方面や八町方面から通学してくる生徒は、そこを通ることも多いと思います。
その丸太と丸太の間が広すぎたり、途中階段がなかったりしていました。2、3年前に市教委にお願いして老朽化した丸太は交換してもらいましたが、通りやすさに課題が残っていました。
そんな折に、3年1組が総合的な学習の一環として、また、担任曰く「卒業記念奉仕作業」として、階段設置工事に取り組んでくれています。ホームセンターから枕木を調達してきて、幅60~70㎝に寸断した枕木を2本重ねてボルトで固定し、設置してくれています。
既に1通りは完成していましたが、もう1通り必要だということで、先週の総合の時間に作業をしていました。女子は栽培したトウモロコシをポップコーンにすべく粒取り作業を教室でしているということで、男子が中心となって土掘りと石の除去を一生懸命にやってくれていました。今後、雪が積もる前には完成させたいと言っていました。3年生の思いや力強さを感じます。感謝です。
12/11 パンジー定植
先週の生徒会委員会で、緑化委員会が春に向けてパンジーの定植を行ってくれました。25分間という短い時間を見越して、事前にスズラン学級の生徒が苗を植える穴を掘り、苗のポットをその穴に置いてくれていました。暖かい気候のせいか、今年の苗は既に花が沢山咲いており、この時期から見栄えのするものになっています。新しい校門から続いている花壇に植えられた黄や青、白色のパンジーが、冬枯れの景色を明るくしてくれています。ありがとうございます。
12/8 新役員任命式
昨日の朝、2年生の生徒会新役員の任命式が行われました。新会長からは生徒一人ひとりが主役であること、役員の協力の必要性、日頃の生活態度等々の話がありました。本校の会則では、役員は会長が指名し、校長が任命することになっているので、私から一人ひとりに任命書を手渡しました。新役員生徒の態度や表情、返事からは、緊張感の中にも大いなる意欲を感じることができました。
私からは世阿弥の「時時の初心忘るべからず」についてと、「正副会長が言っている『生徒一人ひとりが創り上げる生徒会』にするために、日常活動や当番活動に心を込めていくことで質を高めていってほしい」ということを話しました。
新役員の生徒は不安と期待が入り交じっていることと思いますが、私は「期待しかない」ということを最後に伝えました。
今朝の学年集会で2学年生徒に、来週の火曜日の生徒総会で全校生徒に新役員が紹介されます。
12/7 久々 今日の校門
今日の午前中に塗装業者さんが来て、校門に撥水コート剤を塗っていただきました。この塗装をすることで、雨をはじき耐久性が増します。塗った直後は液体ですので、コンクリートが濡れた感じになり色が濃くなっていますが、透明な液体ですので、乾けば元の色になるということです。
残りの作業は校名板の設置だけとなりました。校名板が出来上がり次第はめ込むそうです。年内には設置予定です。
12/6 校内掲示いろいろ
生徒会会誌編集委員会の活動である「BEST OF 学級新聞」として各クラスの学級新聞が、昇降口掲示板に掲示されています。朝や休み時間など、友達同士で談笑しながら熱心に見ている様子があります。賞については全校生徒によるGoogle formでの投票で決められました。どこのクラスが「BEST OF 学級新聞」に選ばれたか、生徒に聞いてみてください。
また、南校舎に向かう廊下には市の人権標語と人権ポスターの巡回展示が行われています。以前にも記した本校3年生が受賞した最優秀標語である「くらべない 君には君の よさがある」を始め、市内中学生の作品が展示されており、多くの生徒が足を止めて鑑賞しています。
また、1年生廊下には家庭科の作品であるクリスマスを題材とした壁飾りが展示されています。三者懇談会も今日で終わり、2学期も残すは2週間余りとなり、クリスマス、冬休み、お正月ですね。
12/4 最終号!? 生徒会だより
今朝、3年生の本部書記の二人が、昇降口の大柱に掲示してある11月の「生徒会だより」をはがし、12月号に貼り替えていました。
その貼り替えられた12月号を見ると、最上部に「1年間 ありがとうございました」と記されていました。さらに12月の生徒会目標は「画竜点睛」でした。言うまでもありませんが、3年生にとっては来週の生徒総会と引継で、3年生が主導する生徒会委員会活動はゴールになるわけです。ふとそんなことを考えながら、きっと書記の二人の掲示作業にも、いつもと違った思いが込められているのだろうと思いました。
「令和5年度の生徒会だよりは、今月で終了します。今年はカラー&拡大コピーをし、昇降口に掲示するという初の試みでしたが、全校の皆さんや先生方など、たくさんの人に読んでもらうことができたと思います。来月からは新しい書記の二人が生徒会だよりを発行していきます。これからも楽しんで読んでもらえると嬉しいです。1年間、ありがとうございました。」と記されています。
12/1 3年 自主的な補充学習 その2
毎週水曜日の放課後3時半~5時まで、3年生の希望者による「補充学習」が図書館で行われています。教えていただいているのは、学校支援ボランティアの方々です。今年度は2名の方にやっていただいています。この方々には夏休みの「Special Advance Time」にもご協力していただきました。基本的にはわからない問題等をボランティアの方々に質問するという形ですが、ボランティアの方は自前の参考書やノートを取り出して、熱心に解説をしていただいています。親身なご指導に感謝です。ありがとうございます。
参加生徒は帰る時には、礼儀正しくしっかりとお礼を言って帰って行く姿がありました。がんばれ、3年生!!
11/30 学級総合
昨日、5校時には学級総合で活動しているクラスがいくつかありました。体育館へ行ってみると、2年生のクラスが「ボッチャ」をやっていました。社会福祉協議会の方々が数名みえられていて、ルール等を教わりながらやっていました。徐々に慣れてきた様子で、審判も生徒がやったり、投げ方のアドバイスをしたり姿がありました。このクラスのテーマは「ボランティア」です。今までに校舎の掃除等も主体的に行ってくれていました。
その後、外に出てみると、校地を開墾して作物を栽培しているクラスが、収穫したサツマイモで焼き芋会を行っていました。二つに割った焼き芋を見ると、その黄色が鮮やかで、いかにもおいしそうでした。カメラを構えると進んで焼き芋を割って、ピースポーズをとってくれる生徒が多く、いかにも人なつっこく親しみがわく生徒達です。しっかりとおこぼれを頂戴し、ホクホクのサツマイモをおいしくいただきました。ごちそうさまでした。
11/29 今日の校門~土木工事終了~&明日から三者懇談会
今日、土台部分の土の埋め込みとアスファルト舗装工事が行われ、土木工事は今日で終了とのことです。12月下旬にコーティングが施され、校名プレートがはめられて全て完成ということになります。以前にも記しましたが、大変立派な校門が出来上がりました。
前々から墨坂中学校に初めて来校される方は、北側の道路を車で通ると入り口がわからずに通り過ぎてしまうというようなことを度々お聞きしたことがあります。これからは、自動車で通る時もこの立派な校門がしっかりと目に入ってきますので、通り過ぎることはまずないかと思います。
明日から保護者懇談会が12/6(水)まで、5日間の日程で行われます。生徒一人ひとりが自分の頑張りと伸ばしたい点を確認し、今後の学習や生活へのめあてや意欲がもてる懇談会にしたいと思います。
お気をつけてご来校ください。その折には、ぜひ、立派な校門をご覧ください。
11/28 赤い羽根共同募金
JRC委員会の活動として「赤い羽根共同募金」が今週行われています。朝の昇降口では、JRC委員会正副委員長とその日の当番クラスの委員が、募金の呼びかけけとお礼をしています。生徒だけでなく、朝の会に行く途中の先生方も、その呼びかけに足を止めてその場で募金してくれる姿やあわてて募金を取りに職員室へ戻る先生の姿がりあります。
ドラえもん募金箱には次のような文言が記されていました。「募金は一人ひとりの力は小さくても、みんなが協力すれば大きな力になります。募金活動で一番大切なことは、『誰かの役に立ちたい』という皆さんの優しい気持ちです。」
11/27 今日の校門
校門の形が板で組まれ、コンクリートが流されたのが先週でした。そのコンクリートも乾き、今日コンクリートを覆っていた板を取り外す作業が行われました。10時頃に現場に行ってみると、西側(外側から向かって右)の校門の姿が現れていました。大変立派な姿で、私の想像よりも背丈が高い印象があります。作業の方に伺ったところ、この後、東側の板を取り外し、校門の横に数本入っている切れ込みの板を取り外していくそうです。
その作業が終わり次第、今週中には土台に土を入れて舗装で覆うそうです。
さらに、塗装業者がコーティングを行い、校名板を埋め込んで年内には完成になるそうです。
11/24 インフルエンザに注意
今週になり、本校にもインフルエンザ流行の波が押し寄せています。いくつかの学級で罹患者が増え、学級閉鎖を行っているクラスがあります。先週、本校学区の小学校から学級閉鎖等の連絡があり、兄弟関係を含めて罹患者は増えることは予想されました。
コロナ感染が流行する中で、インフルエンザの罹患についてはほとんど聞かなかったここ3年間でしたが、この冬はインフルエンザが流行するとの報道は早くからされていました。学校でもマスク着用等の予防に十分留意していますが、ご家庭でも体調が悪いときには、外出等無理をせずに安静にしていただければと思います。また、予防接種を受けることも罹患しにくくなることや重症化を防ぐためにも大切かと思います。特に3年生は受検を控えてますので。
11/22 VS活動+ゴミ拾い登校
土曜日の夜から日曜日の朝にかけて初雪が降りました。須坂市内もうっすらと白くなったようです。私の住んでいる所(標高は550mくらいです)は、土の上には2㎝くらいの積雪がありました。季節は晩秋から初冬ですね。
そんな中、先週の金曜日の朝、冷たい雨が降る中でしたがVS活動が行われました。いつものようにペットボトルキャップやアルミ缶回収の日ですが、全校一斉のゴミ拾い登校もあわせて行われました。この全校一斉のゴミ拾いは、今年度の8月に行われた2回目の須坂市生徒会サミットの際に、SDGs活動の一環として市内4中学校が取り組むこととして、決められたものでした。あいにくの雨でしたが、ゴミを拾ってきた生徒もいました。
今後こうした活動をどうしていくかは、生徒会の判断です。PTA資源回収も生徒会役員がお手伝いしてくれています。こうした活動がふるさと須坂への地域貢献につながっていることを一人ひとりがどう受け止めていくかが大切ですね。JRC委員会は毎週金曜日のボランティア参加率80%を掲げています。
11/20 今日の校門
今日の校門ですが、朝のうちに生コンのミキサー車が来て、型枠内への生コンの流し込みが終わったようです。この後、天頂の部分をコテで形どる作業をするということです。そして、生コンが乾くのを待って、来週の月曜日に型枠を外すそうです。
型枠が設置されて校門の形が現れましたが、来週の月曜日にはいよいよ実際の校門の姿が見られます。楽しみです。
11/17 理科 太陽黒点観察
水曜日に中庭をふとみると理科の先生が、なにやら望遠鏡をセットしています。そばに行ってみると、太陽の黒点の観察だそうです。とにかく安全第一に設置・観察していました。お恥ずかしいことに私自身「黒点」という言葉や画像は見たことはありますが、その黒点とはどういうモノかについては、全く説明できませんので、その先生にその場でしっかりと教えていただきました。
2クラス観察したようですが、1つのクラスははっきりと「黒点」がふたつ確認できました。残念ながら、もう一つのクラスは、太陽が薄雲に覆われてしまい、黒点は見えなかったようです。理科はこうした実在的なものを目の前で観察できることが、素晴らしいことであり、生徒の興味関心をますます高めます。見ることができたクラスの生徒は「あった、あった」「この点?ゴミみたい」等、つぶやいていました。
11/17 今日の校門
雨の中、コンクリートを流し込むための型枠を設置していました。
11/16 音楽室から
最近、馴染みの曲の歌声が音楽室付近から聞こえてきます。1年生が歌う「校歌」と2年生が歌う「立て心よ」です。
1年の一クラスが歌っている授業をのぞいてみました。廊下ではソプラノの声がかなりのボリュームで響いていました。音楽室に入ると変声期を迎えている男子のバスパートが音取りを頑張っていました。1年生は声質の関係で、この時期から本格的に4部合唱のパート練習を行うということです。
2年生は言うまでもなく、2月の初旬にある参観日にあわせて行われる「立志式」での披露に向けた「立て心よ」の練習です。
1年生も2年生も、3年生に負けじと響かせた墨坂祭での素晴らしい学年合唱が思い出されます。3つの学年で4部合唱が組織された上での全校が歌う「校歌」と2年生の「立て心よ」を聴ける日が楽しみです。
11/15 今日の校門
校門工事が進んでいます。基礎のコンクリートが打たれて、鉄筋の形が立ちました。
11/15 校門新設工事
先週はオクレンジャーで、今週は学校便りでお知らせしたように、校門建立工事が始まりました。建立の経緯等について、学校便りに記した内容をここでも掲載します。
工事にあたり、2m四方の囲いがされます。自動車の往来には支障がないスペースは確保されますが、通常よりも狭くなりますので、来校の際は左右の確認、最徐行等、運転には十分ご留意いただきたく、重ねてお願い申し上げます。
・・・さて、かねてから本校同窓会理事会の皆様から、校門について次のようなご意見がありました。「学校の校門がないのは、さみしい感じがする」「旧校舎の時には校門があったと思うが・・」「市内の他の中学校には全て校門がある。校門がある小学校も複数ある」「5年後に迎える創立70周年の記念事業として取り組んではどうか」「やるなら前倒しで早い方がいいのでは」等々です。
そうした話し合いを経て、今年度の理事会において令和10年度に迎える「創立70周年記念同窓会事業」としての校門建立の同意が得られ、進め方を同窓会会長様に一任されました。設計については同窓会名誉顧問様がご厚意でやっていただき、数社に見積もりをとってもらった結果、マツナガ建設様に施工をしていただくことが決まりました。こうした一連の過程については、理事会の皆様に承認をいただいたものであります。
ということで、校門建立の工事が始まります。工期は11/13(月)~11/29(木)となります(校名板の設置とコーティングは年末の予定)。学校入り口の道路から数メートル入ったところの左右に建立されます。工事にあたり、2m四方の囲いがされます。自動車の往来には支障がないスペースは確保されますが、通常よりも狭くなりますので、来校の際は左右の確認、最徐行等、運転には十分ご留意いただきたくお願い申し上げます。
11/13 縦割清掃のよさを次へ
先週で縦割清掃が終了しました。毎日、掃除開始前に整美委員長が校内放送をしてくれていました。内容は前日の清掃状況の良い点を清掃分担区の具体を挙げて紹介してくれていました。各学年や各クラスの清掃への取り組みをお互いに学んだ縦割清掃でした。
通常、私も校長室の掃除の他に、週に1~2回は職員男子トイレの便器掃除の手伝いをしています。この縦割清掃期間中、男子トイレの床が以前にもまして綺麗になっています。2年生男子が一生懸命にトイレ床の雑巾がけをしてくれたお陰です。そのよさを通常清掃につなげて欲しいと思います。
また、下記のような思いをもった2年生がいます。「心を磨く清掃」そう感じてくれている生徒がいることに頼もしさと嬉しさを感じます。
「今日は縦割り清掃について書こうと思います。清掃をすることで『建物だけでなく心も綺麗になる』ということを耳にするけど、本当にそうだなと思いました。ひざつき4回がけをしたらなんだか楽しくて学校が綺麗になのが目に見えて、建物も心も綺麗になる清掃はとても良いものだと改めて思いました。これからの墨中の伝統として引継ぎ、後輩達に伝えていきたいです。」
11/10 市人権標語最優秀賞
今年度の市の人権標語小中学生の部において、本校の3年生の作品が最優秀賞に選ばれました。作品は「くらべない 君には君の よさがある」です。
「自分自身にもよさがあるから、自分を人と比べることなく、自信をもって頑張っていこう」という自己肯定感を高めていくことができる面と、「みんなよさがあるからこそ、ダメなところばかりみて、人を比べないようにしないとな」という自分自身への戒めの両面を思わせる標語であると思います。
この標語が記された短冊が十数枚配付され、人権委員会の正副委員長さんと顧問の先生が廊下等に掲示してくれました。入選作品等は、18(土)の市の「部落差別を始めあらゆる差別をなくす市民大集会」の場で、表彰されるそうです。
11/9 11月生徒会目標・役員選挙教室訪問
季節を感じさせるイラストが添えられた11月生徒会便りが、昇降口に掲示されています。
月目標は「継往開来」です。意味は「先人の事業を受け継ぎ、発展させながら、未来を切り開くこと」だそうです。この時期にピッタリのタイムリーな目標です。「今月は来年の生徒会三役を決める大切な選挙があります。3年生は今まで行ってきた活動を伝える準備、1,2年生は引き継ぐ準備をしましょう」とあります。
来週の役員選挙パネルディスカッション・投票に向けて、教室訪問が連日行われています。3年生の教室では、今までの自分たちが創ってきた生徒会活動のことを根拠にしながら鋭い質問がされ、それに対して立候補者は真摯に丁寧に精一杯受け答えをしていました。こうしたやりとりが生徒会活動を盛り上げていくことにつながっています。